前回観たハッピー・デス・デイの続編。
正直に言おう。前作が結構いい感じに完成されていた感があったので、こういった続編にはあまり期待していなかった。
ところが今回は、また違うテイストで楽しめたのだ。
監督:クリストファー・B・ランドン
キャスト:ジェシカ・ローテ、フィー・ヴ
自分が殺される日を繰り返していた、ツリー。
犯人が死に、悪夢のループから逃れられたと思っていたが、原因は違うところにあったのだ。彼女はまた、そのループに飲まれていく。
ところが今回は、前回とちょっと違う。どうしてダニエルが出てこない?毒のケーキは?
似たようで、違う時の流れ。変わらないのは、同じ毎日の繰り返しであること。
原因は分かったのだ、何とかして元の次元に戻してもらおう。
しかしこの次元はこの次元で、離れがたいものが・・・。
前回はミステアスなホラーだったのに対し、今回はヒューマンドラマと言っていいだろう。
もちろんマスク男は健在でドキドキする場面や謎もしっかりあるが、泣ける場面、笑える場面もたくさんあり、単なるホラーというにはもったいない。
続編だけど、前作とはひと味もふた味も違う作品だ。
「辛いことや苦しいことを含めて、今の君がいる」という言葉が、響く。
ツリーの選択が、泣けた。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆