人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

酔街・東村山

今週のお題「地元自慢」

 

西武線の秋津駅で、電車を降りる。

昼と言うには遅く、夕方と言うにはまだ早い時間。こういう時間に飲めるお店を探すのはなかなかホネなのだが、私達は迷わずそこへ向かった。野島

立ち飲みと言う悪条件にも関わらず、すでにもうお店は混雑している。

コロナ禍でこれでも少し密度は下がったが、以前は満員電車のようにすし詰めになっていたものである。

私達はカウンターを避け、裏のテーブルに回った。

巨大な焼き鳥は、無骨ながら美味しい。

濃い目のウーロンハイ。

隣り合わせた年配の男性が、あれこれと世話を焼いてくれる。

BGMは昭和の歌謡曲。

ここで軽く飲んで、すでにもういいご機嫌である。次は新秋津駅前のサラリーマンに向かう。

 

ここもまた、昭和の匂いが漂うお店だ。

1階はカウンターのみ、狭いが、居心地は悪くない。

安くて美味しい料理が揃っていて、カルパッチョなど洒落たものも混じっていたりするのが面白い。

やはり濃い目の紅茶割りなど飲み、すっかりいい調子に。

この辺にしておこう。

バスに乗って家路に向かう。

 

おっと、寝過ごして久米川まで来てしまった。ならばもうちょっと飲んでいくか。

そろそろワインがいい。雰囲気を変えて、落ち着いたお店に。エンクエントロ

ピザが自慢のカジュアルイタリアンだが、お腹は満たされていたのでクリームチーズの味噌漬けや鶏皮の燻製などをつまむ。

ワインは2000円ぐらいから揃っているので、懐具合と気分で選ぶことができるのが嬉しい。

 

あぁもう飲み過ぎた。

帰ろうかとも思ったが、ここまできたら東村山駅方面も紹介したいじゃないか。

エンクを後にして、歩き出す。

途中、市役所向かいのとり幸や郵便局手前のうなととなどに後ろ髪引かれつつ、たどり着いた終着点は村さ来だ。

チェーン店らしからぬ個性を感じさせるこのお店は、メニューが多彩、安い、美味しい、と三拍子揃っている。

ここでまたワインを空けると、もうブレーキはかからず制御不能に。

カラオケ行こう~!!

 

こうして夜は更けていく。

東村山は、酔える街なのであった。