人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

15日間一本勝負・1

バンド活動をしなくなって久しいが、10月にイベントがあるので参加することにしたのだ。

定期的に開催されていたイベントの中でも、年に一度というお祭り的イベントだ。「Mede in Japan」。邦楽しばりのセッション形式で、バンド枠を超えた個人参加のイベントになる。

人がエントリーした曲に参加するも良し、自ら曲をリクエストするも良し。

メンツが揃わないと始まらないので、助け合い的側面もあるイベントだ。すでに数曲依頼は来ていた。でもどうせなら、自分も曲を選びたいところである。

歌はもういい(笑)弾くなら?

上手くもないのにこんなことを言うのもアレだが、そこそこ目立ちたい(笑)

弾き語り的な曲がいい。

メジャーな曲で。

そこで思いついたのが、山根康弘の「Get along together」だったのである。

 

しかし、弾けないことにはどうしようもない。恥もかきたくない。リクエストの前に、試しに弾いてみたかった。ネットで楽譜をダウンロード。

案外簡単だったので、GOだ。こりゃもしかして、気持ちいいやつかもしれん。

 

ところがある日、音源に合わせて弾いてみたらとんでもないことが発覚した。ダウンロードした楽譜のキーが半音違うのである。BがB♭になっていた。なに~!?

こ、困った。どうしたらいい??

①他のメンバーに半音下げてもらう。

②新たに正しいキーの楽譜をダウンロードする。

③自分でコピーする。

④移調する。

簡単なのは、断然①と②だ(笑)しかし②に関しては、見つけることができなかった。すると①だが、これは自分がやりたくない問題を、他のメンバーに押し付けることになるのだ。観念して、④、移調することにした。自力でコピーは、最終手段だ。そもそも楽譜がなければやろうなどと思わなかった曲である。

 

さりとて、移調もホネだ。頭で半音ずつ置き換えて、全ての音を書き換えなくてはならない。

移調アプリみたいなものはないか??楽をするための手段を思いつくのは得意である(笑)

あるにはあった。カワイのスコアメーカーというソフトで、楽譜を読み込むことさえできれば、全部移調してくれるという天才的働き者だ。

ただし、有料。

しかし、15日間お試しの無料期間がある(笑)

この間にコトを済ませられればいいのだ。

一番大変な移調は、ソフトの方でやってくれるのである。ハードルは、楽譜の読み込みと思われた。最悪は、手入力だ。それでも頭を使う移調よりはマシだ。

 

15日間一本勝負。

15日もいらんだろ!

ゴングが鳴った。