バンド活動をしなくなって久しいが、10月にイベントがあるので参加することにしたのだ。
定期的に開催されていたイベントの中でも、年に一度というお祭り的イベントだ。「Mede in Japan」。邦楽しばりのセッション形式で、バンド枠を超えた個人参加のイベントになる。
人がエントリーした曲に参加するも良し、自ら曲をリクエストするも良し。
メンツが揃わないと始まらないので、助け合い的側面もあるイベントだ。すでに数曲依頼は来ていた。でもどうせなら、自分も曲を選びたいところである。
歌はもういい(笑)弾くなら?
上手くもないのにこんなことを言うのもアレだが、そこそこ目立ちたい(笑)
弾き語り的な曲がいい。
メジャーな曲で。
そこで思いついたのが、山根康弘の「Get along together」だったのである。
しかし、弾けないことにはどうしようもない。恥もかきたくない。リクエストの前に、試しに弾いてみたかった。ネットで楽譜をダウンロード。
案外簡単だったので、GOだ。こりゃもしかして、気持ちいいやつかもしれん。
ところがある日、音源に合わせて弾いてみたらとんでもないことが発覚した。ダウンロードした楽譜のキーが半音違うのである。BがB♭になっていた。なに~!?
こ、困った。どうしたらいい??
①他のメンバーに半音下げてもらう。
②新たに正しいキーの楽譜をダウンロードする。
③自分でコピーする。
④移調する。
簡単なのは、断然①と②だ(笑)しかし②に関しては、見つけることができなかった。すると①だが、これは自分がやりたくない問題を、他のメンバーに押し付けることになるのだ。観念して、④、移調することにした。自力でコピーは、最終手段だ。そもそも楽譜がなければやろうなどと思わなかった曲である。
さりとて、移調もホネだ。頭で半音ずつ置き換えて、全ての音を書き換えなくてはならない。
移調アプリみたいなものはないか??楽をするための手段を思いつくのは得意である(笑)
あるにはあった。カワイのスコアメーカーというソフトで、楽譜を読み込むことさえできれば、全部移調してくれるという天才的働き者だ。
ただし、有料。
しかし、15日間お試しの無料期間がある(笑)
この間にコトを済ませられればいいのだ。
一番大変な移調は、ソフトの方でやってくれるのである。ハードルは、楽譜の読み込みと思われた。最悪は、手入力だ。それでも頭を使う移調よりはマシだ。
15日間一本勝負。
15日もいらんだろ!
ゴングが鳴った。