*15日間一本勝負・1は、コチラ。
楽譜を読み込む方法は、ふたつ。スキャンして取り込むか、PDFで取り込むか。
スキャナーがないから、PDF一択だ。
ダウンロードしたファイルがPDFだったので小躍りしたが、PDFにも種類があるようで、これは取り込めなかったのだ。
ここで詰んだかと思われたが、なんと、紙のデータをコピー機でPDF化できるという。科学の発展スゲー!!しかしやり方はサッパリだ、ダンナに丸投げ。発展有難くも、ついていけん。
ところが、不安要素があった。コピーした楽譜が、あまり綺麗じゃなかったのである。
紙やインクのせいではないとのことで、これ以上はどうしようもないらしい。
ところどころボヤけているが、科学とやら、どこまで再現してくれるのか。
取り込まれた楽譜は、ムチャクチャだった(笑)まともな部分は一割あるかないかといったところだ。科学なんてこんなものか。できないならやらなければいいのにこんなものを作りよって、私未満のバカではないか。一割ばかりまともでも、生かしようがない。結局ほとんど手入力になってしまった。
こうなると15日の期限が痛い。
ところが期限に焦ったのが良かったのか、バカ力を出した。何とか無事に終わって、原曲キーのピアノ譜は完成した。
ところがさて実際に弾こうと改めて楽譜を見て、私は愕然とした。何とその譜面、黒鍵の数と配置が変わっただけで、譜面自体は移調前と全く同じだったのである。
スコアメーカーが悪いのでも科学がついてこれていないのでもない。半音上げの移調なので音符の位置はそのまま、黒鍵の配置が変わるだけだったのである。
何だったんだ、この苦労は。
そして実際に弾いてみて。
なまじっか練習した時と、音符は同じなのである。そのくせ黒鍵の配置だけ変わったので、どえらい弾きにくいという状態であった。
これはもう、何度も何度も弾いて、早くB♭という並びを手が忘れてくれるよう上書きするよりないだろう。
ともあれ、練習に入れたのは進歩だ。
やっと、ここからがスタートである。