人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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新しい、古い服

ついに新調したのだ。

コロナ禍の専業主婦である。知った人に会う機会は激減し、着るものはますます無頓着になった。

せいぜい買い物か、犬の散歩だ。出会うのは赤の他人ばかりである。

服にお金をかけるのも服を選ぶのも、無駄に思えてくる。

私は毎日、同じ服を着ていた。厳密には、「知ってる人に見られたくない格好」と、「知ってる人に絶対見られなくない格好」の2パターンの着回しだ。

これが、ダサいだけではなくくたびれて来たので、さすがに何とかしたいと思うようになった。

着回していたのは、通販で買ったロンT2着。安かったがお値段なりで、実際のデザインも素材もカタログ未満、あっという間に首はヨレヨレになってしまった。

ここに、娘ぶー子が中学の時に来ていたパーカー。猫の爪にさんざん引っかかってボロボロ、汚れももう落ちない。

今は上着(ぶー子が中学の時に着ていたものor30年ほど前のスキーウエア)を着ているからまだいいが、そろそろ何とかしないと、春になって知り合いにバッタリ会った時にこっぱずかしい思いをすることになりそうだ。

通販は、卒業した(笑)

安い服をバンバン着回せばいいなどと思っていたが、酷い服は酷過ぎる。結構なギャンブルである。

そこで目を付けたのが、古着屋だ。

いい思い付きだと思ったら、もう居ても立っても居られない。ある休日、古着屋のハシゴをすることにしたのだった。

あわよくば、お出掛け用の服も買っちゃおう。

一軒目に行ったのは、某大型有名リサイクルショップ。洋服以外にも色んなコーナーがあり、これまでも良く行ったところだ。

品揃え、豊富。安い。

ところがかなりの時間をかけて売り場を見ても、どうも欲しいと思う服が出てこない。

他のお店も見るのだ、無理して買うこともないと買わずに店を出た。

「あんなにたくさんあるのに、欲しい服がないなんて。」

「そりゃあさ、みんな、いらない服を持ってくるんだからそういうことだよ。」

そうか・・・。確かに。私がこれまでリサイクルに出した服を思い出す。いらんわ。

次は、もっと規模の小さい古着専門店。

品数もさっきより少なく、値段も全体的に高い。

が。

ここでウハウハ状態に突入。

どうやらリサイクルショップよりも、「古着屋」の方がモノはいいみたいである。

値段も高めとは言っても、割引のサービスが充実しているので、結果的にそんなに高くはならなかった。

最後のお店でも、勢いは止まらなかった。

「それ、似たようなの持ってない?」と言われたが、舞い上がっているので言葉の意味が咀嚼できない。後で冷静に考えてみたら、そっくりなのを持っていた。でも、250円だったのである。

危うくサイズ違いを承知でもう一着コートを買ってしまうところだったが、ダンナに止められて目が覚めた。

しかし買ってしまったセーターは、どうやってもブラのヒモが出る構造であると後で気が付いたのだ。

危険なお店だ。私は正しいものを買う自信がない。

しかしこの魅力。

しばらくはまりそうである。