ダンケルクとは、「フランス本土最北端、ベルギー国境から10キロの地点に位置し、ル・アーヴルとマルセイユに次ぐフランス第3の港湾都市である。」とのこと。wikipediaより。
歴史的背景を分かってないと、何が起こってるかさっぱり分からんぞEE:AE482
監督:クリストファー・ノーラン
キャスト: フィン・ホワイトヘッド、アナイリン・バーナード
第二次世界大戦。
ドイツ軍はフランスに侵攻し、追い詰められたイギリス・フランス軍は撤退を余儀なくされる。
ダンケルクから脱出待つ、40万とも言われる兵士たち。
敵の攻撃の中、やっとの思いで一隻ずつ防波堤を離れていくが、救助船は少なく、脱出は遅々として進まない。
一方空では、3機のイギリス軍戦闘機がダンケルクに向かっていた。
そして海からは、民間の船が招集された。丸腰の彼らも、同胞を救うためにダンケルクへ向かうのだ。
ダンケルク波止場から脱出の、戦士たちによる「一週間」、空からダンケルクへの攻撃からの「一時間」、イギリスの港からダンケルクへの救出の「一日」。やがてこれらは、交差する。
脱出は成功するのか。
説明、解説など一切なくセリフも少ないので、仮定・仮説を頭の中で組み立てながら、点が線になるのを待つ。
最初は分からないことだらけである。
誰が何のために何を。
話が進むにつれ少しずつ形になっていくのだが、それにしてもその形はなかなか現れてこない。
その間にも、ストーリーは壮絶な展開を見せ、私達に仮説の形成を諦めさせないのだ。
なので最後までグイグイ引き込まれつつ観たが、仮説は仮説のまま(笑)
史実を知らないとどうにもならない部分が多く、この辺は自分の勉強不足を悔いることとなった。
理解力が試される作品かな。
嫌いじゃないが、分からないことにはどうにも。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆