人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

予感

物事には、どんなものも二面性があるように思う。

幸も不幸も、背中合わせである。

楽しいと思えば楽しくもなるし、辛いと思えば辛くもなるだろう。

疑えばいくらでも疑わしい、信じれば何も憂うことはない。

気の持ちようで、物事はどちらへでも転がるのである。

で、私は今、もうすぐ死ぬような気がしてならない(笑)

一度そう考えると、全てがそのように回り出すのだ。

そもそもは、母と猫の死である。死について、考え過ぎた。

そのうち私は死を恐れなくなり、その理由は「もうすぐ死ぬから、私がそれを受け入れられるように」という計らいなのではないかと考るようになった。

片づけられなかったものに、見切りが付けられるようになってきた。最後の身辺整理だ(笑)

エルが以前に増して、まとわりつくようになった。最後の時を惜しんでいるのである。

古いホームビデオの整理をしている。幼い頃の娘ぶー子との再会。冥土の土産だ。

あぁ、なんだか世の中が、私を送り出そうとしている。

今年はバンド仲間とBBQができるのも、眠っていた預金を思い出したのも、生命保険をダラダラ解約しないのも、もうすぐ死ぬからなのだ。

晴れる理由も降る理由も、私の死に繋がっているような気がしてくる。

亡くなった母は、一時期、「もうすぐ死ぬような気がする。」と良く言っていた。

具体的に「5月ぐらいに死ぬような気がするのよね。」などと言うので私もヒヤヒヤしたが、母は本当に5月に死んだ。

4年後の(笑)

母の予言は当たったのか、外れたのか。

私の予感は本物なのか、思い過ごしか。

いずれにしろ、悔いなく生きるチャンスを与えられたと思う事にする。