人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

ラッキー、腎不全21

昨日の朝、根性でトイレに自力で行った。しかしその帰りにヘチャッと潰れて、動けなくなった。

抱き上げて布団代わりの枕に乗せるも、全く力が入っていないので置いたままの状態になってしまう。

後足を下げ、両手を前に出し、最後に下半身を横にしてあげる。

ラッキーはそのまま、枕に首を沈める。

昨日は良く鳴いた。

暑いのか?寒いのか?不安なのか?辛いのか??

あれこれ手を尽くしてみたが、水を飲ませたら落ち着いたので、どうも脱水から来る苦痛があるのではないかと考える。

その水も、もう自力では飲めない。

飲みたい気持ちはあるようだが、口をつけて諦めてしまう感じだ。

シリンジで強制給水している。

嫌そうに顔を背けるところ、口の横から素早く1滴ずつ入れていく。

シリンジ1本分を2,3分ぐらいで済ませるのが限界だ。一度2本分やったら、吐いてしまった。

吐く、と言えば、ラッキーはその時以外吐いていない。

腎不全の症状に吐き気があるが、その症状が出ていないのは幸いだ。

昨夜も一緒に寝たが、3時間ほどで起きて鳴かれてしまった。

いつものリビングの方が落ち着くかと一緒に下りていつもの「枕ベッド」に寝かせ、私も手前のコタツで横になる。

鳴いて、動いて、落ち着かない。

辛そうなので、今日は点滴を予定より少し早めにやってもらった。

その後はグッスリ眠り込んでいるので、私も少しまとめて寝ることができた。

強制給餌はもうやめているが、点滴、給水をどこまでやるか。

正解なんてない。

そして、後悔しない方法もない。

自信がないから、ブレるのだ。

正解がないのなら、信じるしかない。

何やったって後悔するのなら、せめて今は信じるしかない。

今朝、泳ぐようにして水飲み場に向かったラッキー。

いつものように急須から水を流すと、少しばかり舐めることができた。

水を求めているうちは、まだ体が生きようとしているのだと思う。

その間はせめて、その手助けをしたい。