昨日の朝、根性でトイレに自力で行った。しかしその帰りにヘチャッと潰れて、動けなくなった。
抱き上げて布団代わりの枕に乗せるも、全く力が入っていないので置いたままの状態になってしまう。
後足を下げ、両手を前に出し、最後に下半身を横にしてあげる。
ラッキーはそのまま、枕に首を沈める。
昨日は良く鳴いた。
暑いのか?寒いのか?不安なのか?辛いのか??
あれこれ手を尽くしてみたが、水を飲ませたら落ち着いたので、どうも脱水から来る苦痛があるのではないかと考える。
その水も、もう自力では飲めない。
飲みたい気持ちはあるようだが、口をつけて諦めてしまう感じだ。
シリンジで強制給水している。
嫌そうに顔を背けるところ、口の横から素早く1滴ずつ入れていく。
シリンジ1本分を2,3分ぐらいで済ませるのが限界だ。一度2本分やったら、吐いてしまった。
吐く、と言えば、ラッキーはその時以外吐いていない。
腎不全の症状に吐き気があるが、その症状が出ていないのは幸いだ。
昨夜も一緒に寝たが、3時間ほどで起きて鳴かれてしまった。
いつものリビングの方が落ち着くかと一緒に下りていつもの「枕ベッド」に寝かせ、私も手前のコタツで横になる。
鳴いて、動いて、落ち着かない。
辛そうなので、今日は点滴を予定より少し早めにやってもらった。
その後はグッスリ眠り込んでいるので、私も少しまとめて寝ることができた。
強制給餌はもうやめているが、点滴、給水をどこまでやるか。
正解なんてない。
そして、後悔しない方法もない。
自信がないから、ブレるのだ。
正解がないのなら、信じるしかない。
何やったって後悔するのなら、せめて今は信じるしかない。
今朝、泳ぐようにして水飲み場に向かったラッキー。
いつものように急須から水を流すと、少しばかり舐めることができた。
水を求めているうちは、まだ体が生きようとしているのだと思う。
その間はせめて、その手助けをしたい。