ライブ振り返り、最終回。
これにてさらばである。
次へ向かう。
*Rydeen / Y.M.O*
これも大変だったわ・・・。
一度アレンジというのをやってみたいと思っていて、まずこれをロック調にするなどしてみたらなどと考えていたのだ。
そんなん、30曲抱えながらすぐできるものではない(笑)単純に、キーボードの手の足りない部分をギターに振り分けただけになってしまった。
それでもキーボード曲であるということには変わらず、どのパートも手を抜けないという結果だ。
チキチータ、セイブミー、そしてこの曲の3曲が、キツかった。しかしその分、やりがいもあった。
途中の間奏、どうする!?とギリギリまで宙ぶらりんだったところは、当日ドラムの会長とベースのそーたくんが頑張ってくれたので感謝!
*Traveling without moving / Jamiroquai*
ず~っとず~っとず~っと昔から、いつかやりたいと思っていた曲である。
いやむしろ、「聴きたい」か。
ドラムがタイトでとってもカッコ良く、ここにベースが絡む間奏が聴きどころだ。
この手の緻密で精巧なリズムはドラマーのカズくん、派手なベースはそーたくん、と30曲の中で一番最初に浮かび、お願いしたのであった。
キーボードの加藤さんが最初にエンジン音をいれてくれたり、スクラッチの代わりに適当に音を入れてくれたりして、健闘。
*Lady Marmalade / La Belle*
コーラス隊として認知されてきたさっちゃんみっちゃんと、一緒に歌いたかったのだ。
ファンク系の歌に挑戦したいのもあった。
キーボードは加藤さんとアッキーちゃんとのふたりにお願いし、大所帯のバンド形態になってしまった。
しかしスタジオ版至上主義としては、音数は多い方が理想だ(笑)
みなさん、ありがとうございました。
*Cosmic Girl / Jamiroquai*
カズくんが叩いてくれるのなら、もうひとジャミロいってしまおう!
ということで、コズミックガール。
イントロの難しいリズムは、きょんさんに任せた!全員問題なく、ちゃんと入れました^^
リハになかったまさきさんのストリングスが、めっちゃ効果的であった。再現力は、天下一品(もっといい言葉はないのか)である。
そして、軽くて良く動くベースには、タカシくん。
キーボードの軽快なリズムと相まって、躍動感のある仕上がりに。
*Got To Be Real / Cheryl Lynn*
これも、みっちゃんさっちゃんと歌うファンクだ。
しかしこれはコーラスをお願いしたのではなく、メインボーカルを3人で回してみた。
すっごい楽しかった!!またやりたい~~~!!
キーボードのアッキーちゃんが、いい仕上がりになるようにとこだわりを持ってくれ、事前の確認がしっかりできたことが良かった。
「Go to be real」の「to」を「トウ」と発音するのは、黒人英語なんだろうか??
*Volare / Gipsy Kings*
ジプシーキングスも、いつかやってみたかった曲である。
大勢でアコギをジャンジャカ鳴らしながら、が理想だったのだが、やってくれたのは加藤さんとベースのえーじさん。+ダンナで、迫力あった!
ドラムのカズくんもベースのいきさんも「それっぽい感」満載のリズムにしてくれ、そしてそこへまさきさんの歌!
西やんさんの代わりで1週間前に突然お願いしたにも関わらず、あの仕上がりである。
すごい盛り上がったのだ。
やって良かったです。ありがとう。
*More Than Words / Extreme*
えびちゃんにも、ぜひとも歌って欲しかったのだ。
欲張って、一緒に歌えるものをチョイス♪
ダンナのアコギ欲も満たす、素晴らしい曲があるではないか。
ボラーレの盛り上がりの後に、スッと染み渡るような展開になった。
えびちゃんの安定の歌唱力。ブレずにいて、張りと柔らかさの両方を併せ持つ歌声は、バラードにもとても合う。
「最後のハーモニクスがキマッて良かった・・・。」とダンナは笑っていた(笑)
*Mother,Father / Journey*
リハで全然高音が出なくて、非常に焦ったのだ。
練習して歌い方を変えたが、それでも緊張で思うようにコントロールできず、悔いの残る結果になってしまった。
ベースラインとドラマティックに盛り上がるドラム、終盤弾き乱れるピアノにギターのソロなど、聴きどころ満載の曲だ。ジャーニーで一番好きな曲と言ってもいい。
いきさん、会長、クラシックの弾けるもっきゅんと、最適なメンバーであった。
で、ダンナは結局、ソロはどう弾いたんだろうか?(笑)
動画を楽しみにしたいが、イモヅル式に私の歌も入ってしまうので、見るのが怖い。
*Rain Song / Led Zeppelin*
我らがポコッペリンには、キーボードがいない。
私が弾いて他のメンバーが歌うこともあるにはあるが、さすがにキーボード2人態勢はとれない。
そこへこの企画だ。ぜひともこの曲をポコッペリンでやりたいと思ったのであった。
再現力のまさきさんに、クラシックのもっきゅんを迎えて。
長い曲だが、少しずつ変化しつつ流れていく感じがいい。
アコギをやってくれたユーちゃん、忙しい中すごく練習してきてくれたのが演奏に出ていて感謝!ダンナのエレキと絡んだ音が、とっても綺麗だった。
ドラムの会長はいつも「それっぽくなるように」特徴を掴んで取り組んでくれるのだが、この曲は難しいと最後まで言っていた。
ベースのタカシくんは、相変わらず難しいフレーズを淡々と弾いていた(笑)
*Prelude~Angry Young Man / Billy Joel*
最大の難関であった(笑)
この曲が叶ったのは、クラシックを弾くもっきゅんがいたからである。
リズム隊にはスピード感と安定感では絶対のカズくんといきさん、ボーカルは1週間前にムチャ振りでリョウさんに。
リョウさんにはハーモニカも入れて貰い、これが凄く良くて、短い部分だったけどお願いして良かった!
私もコーラス入れたんで分かったが、この曲、ものすっごい早口でと~~~っても難しい(笑)
リョウさん嫌がってましたが、嫌な役をやらせてすみません!
スピーディな曲なので、テンポ取りに苦労した曲だ。
せめてもう1回、リハがあったらなぁ。
以上、30曲の全貌である。
こんなわがままな依頼にお付き合い下さったみなさんに、心から感謝したい。
どの方も、一生懸命やってくれた。それがまた、嬉しい。
こんなライブは、もう2度とやれないだろう。
機会を作ってくれたえびちゃん・えーじさんにも、心から感謝します。
そして足を運んでくれた方に。
スタッフのみなさんに。
ポップロックに。
心から、ありがとう!