昨日の話の続きというか、補足と言うか。
時間を取り戻すために、ネット依存から脱却しようと決心したところだ。
もっと言うと取り戻すのは、生活の時間だけではない。
睡眠時間だ。
元を正せば、寝る時間が遅いのが悪い。
これはこれで直さなくてはいけないが、その先に、「寝る前のスマホ」があるのだ。
長いことも、短いこともある。
いずれにしろ、「とことん眠くなるまで」やっているのだ。
これは単なる依存だけが原因ではない。
私は「眠れない」ということを非常に恐れているのだ。
もう長い悩みである。
こういうのをいわゆる「入眠困難」というらしいが、意識し過ぎて緊張し、眠いのになかなか寝付けないのだ。
眠いのに眠れないのである。眠くないうちに寝たら、もっと眠れないはずではないか。
この「極限までスマホ」のお陰で、寝入りに関しては良くなっていた。
しかし、そのぶん睡眠時間が削られるのである。
朝が辛い。
なら早く布団に入って時間をずらすだけでもいいのだろうが、寝る前のスマホは脳を刺激して眠りの質を下げるらしい。自ら調べてここで披露し、もうしませんと誓ったこともあった。
スマホ中毒脱却宣言のついでに、この習慣ももう終わりにしてしまおう。
昨日布団に入ったのは、ギリギリの12時半だ。
スマホをいじれないと思うと、どんな本も読む気にならなかった。
どうでもいい、読みゃいいんでしょ、と少々投げやりな気持ちでカメラの説明書を手に取った。
なかなか眠くはならなかった。
しかしこのままでは、また時間的に寝不足となってしまう。
適当で切り上げ、電気を消す。
なかなか眠れなかった。
忌々しいと思うと余計に眠れなくなるので、忌々しくない、忌々しくない、と考えて、しばらくモゾモゾしていた。
眠れそうだと思うと誰かが「そうはいくか!」とでもいうように、ハッと起こされる繰り返しである。
それでも起きてしまえば、スッキリとしていた。
なんだ、これなら寝不足でも辛くはない。
やはり眠りの質の問題なんだろうか。
本を買うことにする。