人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

まちジャムで盛り上がる故郷をあとにして

やってみない?と声を掛けられて、やってみましょう、と軽い気持ちで答えて参加が決まった今回のライブ、「Rocker's Banquet Vol・・・」、Volいくつだ??

まぁギタリスト氏には馴染みのあるバンドの集まりだというし、ZEPならこないだの延長でいーやん、リハ1回で、ぐらいの気持ちだったのである。

しかし良くある話だ。その日が近くなってきて、我に返ること。

場所は国分寺。

これまでライブは、久米川のPOP以外に出たことなどほとんどない。自分の意思で、となったら皆無と言っていい。

完全アウェー。

そしてこの日、東村山はまちジャムであり、町ぐるみで音楽に盛り上がっている日であった。告知すらできなかった・・・EE:AEB64

真面目に、私達からはひとりもお客さんを呼べる気がしなかった。

実際は2人いたようだが、奇跡である。本当にありがとうEE:AEACB

しかし、針のムシロだったよ・・・EE:AEB64

次々バンドが出てきてそれを目の前で観てるんだが、何というか、ヘヴィ・メタルというのか、それじゃちょっと足りないぐらい極悪そうな曲の連続で、聴けば聴くほどツェッペリンの仲間外れ感が浮き彫りになっていく訳だ(笑)

それもヘタクソなら失笑のひとつもしてやるのだが、みんな上手いし、場慣れしている。

初めてタバコを吸った時とか、初めてディスコに行った時とか、そんな感じの惨めさがジワジワと押し寄せてきた。

極悪そうな曲を聴きながら、出演者の時間の事情で仕方なくトリになってしまったんだと、どのバンドにももれなく説明して欲しいところであった。

帰りたいゴメンナサイEE:AEB64

そんなんで軽く飲んだが、またここで新しい気付きがあった。

「酔う方が緊張する」のである。

なので今回はジュースみたいなレモンサワー2杯である。もう酒はいらん。

私たちの前に、やはり久米川からのキーン・リジーさんが出てくれたので、少し学校に平和が戻った感じになった。

女性ボーカル、POPROCKのマドンナebbiちゃんだからね、お母さんに隠れて悪さしてたところに現れた補導員みたいなものだ。

ところで「緊張してるでしょ」と何度も言われたが、実はあまり緊張はしていなかった。

それどころか、身の置き場がなくて、どうやってこの場を逃げ切ろうか、それで頭が一杯であった。

明らかに、場違いであるEE:AEB64

ここまで盛り上がって、どう責任取ったらいいのだツェッペリンでEE:AE5B1

分かりやすい間違い探しだ、なんか違うの混じってるぞEE:AE5B1

ゆーてももう、やるしかないじゃないか。ヤケクソじゃ。

・・・・・・・修行だったと思うことにします。

いい経験になりました・・・。

私は今までPOPROCKというホームに甘えていたのかもしれない。

どうか「良かったよ」というお世辞を言うなら、触れないでくれる方が嬉しいです(笑)

久米川チームはもれなく全員、この怒涛のライブラッシュの真っ只中である。

よし、ひとつ終えた、そんな気持ちでみんなモルガーナを後にしたことだろう。

打ち上げ会場に向かう道すがら、ベーシストくんがボソッと小さく「・・・・・ツカレタ」と呟いていた(笑)

しかしまだまだ続く。

この後はホームPOPROCKでオーオプンマイクである。

つづく