やらねば・・・。
無理・・・。
その繰り返しで今日まで来てしまったのだ。もう後がない。
ダンナとBBQに行く予定を入れたのは、一週間ほど前になる。
夏の予定は早めに入れないと、どんどん他が侵食してきてしまうということに気がついたのだ。BBQ場の予約を入れる。
機材は全て向こう、食材持込可という、理想的な施設であった。
私達は好きな飲み物を持ち込み、好きな肉を好きなだけ焼くことができるのだ。
しかし持ち込む自由がある代わり、持ち込む手間というものが発生する。
クーラーバッグと保冷剤の準備。
体調が悪くて動けないため、これが私の家事の最低ノルマとなっていた。
それすらEE:AEB64
クーラーバッグと保冷剤は、天井裏のグルニエにあると思われた。
天井の入り口を専用フックで引っ掛けて開け、階段を下ろす。
それを上ってサウナ状態のグルニエに入っていくのである。
エアコンは壊れている。
洗濯物を干すために部屋に入るたび、「無理」と判決を下していたのだった。
BBQ、明日じゃんEE:AE5B1
食材の買い出しや下ごしらえもノルマに加わり、借金で首が回らないギャンブラーみたいになってしまった。
本来楽しいはずのBBQの準備も、今や単なるノルマだ。ひとつでも早く減らしてしまいたい。
一番負担が軽く娯楽性があるのは、食材の買い出しだ。
炎天下、空気の抜けた自転車をこいでスーパーのハシゴをすることを考えると気が重い。
そうだ、一番近いスーパーは朝一番に行くと前日の売れ残りの肉が半額になっていたじゃないか。
あれを狙おう。
牛肉なかった、ケチEE:AEACE
猫のオシッコを病院に届け(1匹分、とれたよEE:AEB30)、その足で車で2軒目の激安スーパーに行く。
う~~ん、どうしても値引きしてある肉の方に目が行っちゃうんだよねぇ・・・。
結果、モツばっかりになってしまったEE:AE5B1
せっかく炭火なのに、どうなのか??
体調がいいので、意を決してグルニエ登頂を決意する。
いや~~、難易度高いですよ、夏のグルニエは。
休み休み階段を下ろすところまでやり、いざ上ってみると・・・、なかった。
クーラーバッグも保冷剤も見当たらないのである。
仕方なく下りたら、すぐそこにクーラーバッグが3つ、転がっていた。
ううむ、先に登った輩がいたか。
ここに無駄な労力を使ったことが惜しまれる。
この環境でグルニエ往復は、ビリーズブートキャンプ下半身集中コース「とことん」バランスボードなしぐらいに匹敵する、分かりにくいじゃないか。
そんなこんなで、体調のいいうちに、ビリーも片付けてしまおうと思う。
コースは「3日間集中」だ。キツいぞ。
でもなんでこっちの方が気が楽なんだろう?