人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

声帯治療・14

もう「ポリポイド」のタイトル、取るねEE:AE5B1

診察日。もはや惰性。治るなどとは思っていない。

声の調子は全くの治療前に戻っている。これが自分の本来の声のような気すらしている。

まずはリハビリ。先生変わった。

今度の先生の方が意欲的というか、原因や対策を探そうとしている熱意を感じる。

結節を治す薬というものはないので、治療とはイコール休養、それのみといっていい。

逆に言えば、酷使を止めるということでもある。

今私の喉を疲れさせているものは何か。

・歌の練習

・喋り方

・寝不足、肉体的な疲れ

大きく分けるとこの3つになった。

ならば練習と会話を減らし、休養をとれというのがシンプルな「治療法」になるところだ。

「・・・たって無理ですよねぇ。」と言って、先生は「できることからやりましょう。」と言ってくれた。

練習はできるだけ日にちが開くように。主に「喋り」がセットになっている酒飲みは、時間を減らしたり返事は頷くだけにしたりと、声を出すことを減らす。寝不足は午前中に取り返せ。

まぁできなさそうでできそうで、できるのかな!?というところだ(笑)

具体的な発声については、喋る時の息漏れが大きいことが分かった。

極端に言うと、相撲とった後のお相撲さんみたいな感じ(笑)

どうも喋る時に疲れるので、吐く息に乗せるようにして喋っている感じが自分でもある。これは声ガレとは別物だと思う。ただ、声帯がきちんと閉まらず、いい喋り方ではなさそうだ。

早口なので息継ぎがつらい→息が切れてくる→疲れる、の習慣がこの喋り方になっているのかもしれない、ゆっくり喋るようにとのことであった。

この喋り方を矯正するために、発声練習をするのだ。腹式呼吸。

座ってフー、シー、スー、とお腹だけで呼吸をする。

これはもうずっとやっているが、実は家での宿題はほとんどやっていなかったEE:AE5B1

こういっちゃ何だか、こんなんで治るかよという不信感があり、真面目にやる気にならなかったのである。

だってですね、この腹式呼吸をやっているだけで喋る方が変わるなんて仰るんですよ。説得力なくて。

しかし反省した。もう他にやれることがないのである。

また先生は、「出そうと思えばちゃんとした声が出せてる。こんなにすぐにできるんだから、頑張ってみましょう」と言ってくれたのだ。

正直、手術を見据えて通い始めたので、こっちは気が入っていなかった。

まだやれることがあるのなら、もうラストチャンスだ、やれるところまでやってみようEE:AEAC3

ということで、一日最低1分間の発声練習を5回以上の他、注意点として、

・水をこまめに飲む。

・酒飲みの時間を減らす。(酒の量ではなく、会話の量だ。)

・酒を飲む時にも水を飲み、会話を減らす。

・歌の練習日が続かないようにする。

・寝不足にならないように、また休養をしっかりとる。

など気をつけるようにとのことであった。

「次はいつにしますか?」と聞かれたので、「ん~、忙しいので1ヵ月後ぐらいでしょうか。」と言ったら、「できればこまめに様子を見ながら続けたいので、1週間に一度ぐらいが理想的なのですがEE:AE5B1」とのことで、間を取って次は2週間後になった。

今度は頑張るから、変化があればいいなぁ。

長くなってしまったので、診察の話は次回。