睡眠障害については、まだ地味に取り組んでいる。
何度調べてみてもできそうなことは決まっているのだが、
日中体を動かして疲れさせる。
夜遅くにものを食べない。カフェイン、アルコール然り。
ぬるめの風呂にゆっくり入る。
温かい牛乳を飲む。
ストレッチ。
深呼吸。
簡単なことだ。故にあまり説得力がなく、正直あてにならないという感じである。
もうちょっとつきつめて、「入眠」について調べてみる。
人間の体は「さあ寝ろ、今寝ろ、すぐ寝ろ」と言われても、そうはいかないようにできているらしい。まぁ例外もあろうが、寝るには準備をするにこしたことはないということである。
体に寝る準備をさせるには、体温を下げる、明かりを下げる、ということが挙げられていた。
体温は横になって体を休めていれば自然に下がるとして(ぬるま湯風呂推奨理由はここにあるらしい)、寝る前には明かりを下げて、身も心も寝る準備をするべし、となっているのである。
つまりだ。
寝る前にゲームやスマホは止めましょう、と言っている訳だEE:AEB64
これとて簡単といえば簡単なことである。やらなければいいだけのことだ。
しかし「動作」としては簡単でも、中毒者にとっては「気持ち」が難しいのである。
とはいっても、もう万策尽きた感があるので、やれることはやらねばなるまい。
私は寝る前のゲームとスマホから、足を洗うことにした。
思えば夜の読書習慣がなくなってから、長い時間が経っていた。
スマホのせいである。
調べたところによると、テレビ・PCやスマホの画面は、なんちゃらいう光の刺激が強く、睡眠に影響するとのこと。
またゲームはプレイそのものの刺激もあり、寝る前にやるものではないとどいつもこいつも言っている。
長くなったが、そんな訳で私はまた、寝る前に本を読むことにしたのだった。
しかし在庫がない。
なのでまずはダンナが読んだ太宰治を手にとってみたのだが、これ、つまらんEE:AE5B1
短編の1編を読んだらもう次を読む気になれず、またネットサーフィンに戻ってしまった。
いかんいかんEE:AE5B1
次には娘ぶー子のところから「虐殺の世界史」という本を持ってきたのだ。
しかし、およそ寝る前に読むような本ではなかった。
もうちょっと歴史に沿った話かと思いきや、第1章は処刑や拷問の紹介である。
ちょっとね・・・、読めないよEE:AEB64目では文字を追うけど、それを具体化しないように気をつけないと、かなりショッキングな内容である。
しかしこんなものでも、自然に私を眠りにいざなったので驚きだ。
ボーッと文字を追っていたのが良かったのだろうか。
これなら太宰でもイケそうだが、「つまらない」と「刺激的」とでは後者を選んでしまうのが人間ではなかろうか。
まぁこんな本を読み切ってしまう前に、古本屋へ行こうと思ってはいる。
しかしこう暑いと、古本屋が遠いの~EE:AE5B1