人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

深夜、最強の車に乗る

しばらくサボッてしまったが、遊び呆けていた訳ではない。

寝ておったEE:AE4E6

まぁまた色々とあった週末である。

ライブだったのだ。

ライブ当日にスタジオに入り、オープンまで軽く飲んだが、思えばそういうのがジワジワ効いていたのではなかろうか。

出演は一番手、緊張していたので、軽く酔ったぐらいの状態までにもっていきたかったのである。

しかしどうにも「いい頃合い」がやってこない。

スタートまでに結局トマト割りを数杯、それでも回らないので水割りを持ってステージへ。

あんたもうすでに飲み過ぎ。

ギリギリ演奏に支障はなく、奇跡的に、極めて短い「気持ち良く演れる時間帯」をそこにもっていくことができた。

それを一日の中心に持っていったもんだから、この後はなるようになる訳で・・・。

音楽というのは、一種のドラッグである。酒との相乗効果で酩酊状態は加速する。

この日のラインナップはパンク(けものみちさん。シンプルな構成ながらアグレッシブなサウンドが印象的だ。)にロック(久米川ROCKS、こちらもパワフルで、毎度乗せられる。エアロスミスか??辛うじてわかった曲はeat the rich、昔やったエアロの音ゲーが役に立つとは。ボーカルのトミーさんが前かがみになって歌う先にアンチョコがあったのがなぜか嬉しい。しまいにゃユーちゃんの息子が普通に持っていたが・笑)、トリ(ラジカルブレイン・オーケストラ、完全オリジナルだが、いまやPでは有名な曲ばかりである。愛すべき久米川の仲間たちを歌う、もはやPのほたるの光だ。)はお馴染みの曲のオンパレードときたので、加速度も高速であった。

おっと、自分たちのこともちょっと書かせてもらうと、ビートルズ後期をやった。

メンバーは一人抜けて一人来れなかったので今回は4人でやったが、無事にやりきったぞー!!

ボーカルチェンジ、ギターベースチェンジありで、演奏する側も楽しませてもらった。

で、えっとなんだっけ・・・。

そうそう、気がついたら相当酔っていたようで・・・、

気がついたら「ぽ子ちゃん、救急車来たよ!!」って・・・・・・。

瞬間、それまでのことを思い出す。

そうだ、そういえば頭をぶつけたとか、救急車呼んだとか言ってたような・・・。

え?別にぜんぜん平気だけど・・・。

ぶつけたという状況を思い出せず、どこも何ともないのだ、大丈夫だと言うのだが、周りが行け行けというのでとりあえず救急車に向かう。

そこでも「大丈夫なんですけど。」と言ってみたが、聞けば倒れて頭を強打し、しばらく意識がなかったとのこと。

これは良くないです、検査しないと、と言われ、初めてコトの顛末を知った。

酔っ払い恐るべし。

言われるまで私はどこも痛くなかったのである。途端に頭がガンガン痛み出してくる。

触ってみると、後頭部に片手に入りきらないほど大きなタンコブができていた。

一緒に救急車に乗ったダンナは、覚えているかわからないが「タバコを吸ったからだ、タバコを吸ったからだ。」と呪いの言葉のように繰り返していた。村に初めて持ち込まれたタバコを憎悪する長老の如し。

スミマセン、喫煙所に置いてあったマルボロ、ちょっともらっちゃいましたEE:AE5B1

生まれて初めて乗った救急車、最強である。星取ったマリオ状態で、病院に到着。

深夜だ。

そこにいるのは急患ばかり。酔っ払っている自分が申し訳ない。

昨日、書き損じた「受診申し込み書」を家に発見したが、ヘロヘロで自分の名前すらまともに書けていない。ダンナが代わって書いたそうだ。

結局CTだかMRIだかレントゲンだかを撮った結果、異常がないので家に帰された。

「48357円」と書かれた請求書を持ち、無人のタクシー乗り場で呆然とする。

お騒がせしました皆さん、本当に申し訳ない。

また酒飲みのみなさん、頭を打ったら自覚症状はなくてもすぐに病院へ行きましょう。死ぬことあるそうですEE:AEB64

「頭を打った方のために」という紙をもらった。

そこには「一週間禁酒」と手書きで書いてあった・・・・・。