人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

アウトゼアツアー・前置き

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今回は、ポール・マッカートニーのアウトゼアツアーについて書こうと思う。

興味のない方には全然面白くないはずなので、今日はすっ飛ばしてファイナルファンタジーでもやっていて下さい。

私にとってのポールとは、単に「元ビートルズのメンバー」であった。

しかし私にとってのビートルズとは、若い頃の想いの詰まった偉大なバンドである。

なので、極端な言い方をすれば、ビートルズは愛していたが、解散後のポールには興味はない、という状態なのであった。

一方ダンナは、メンバーの中でも特にポールが好きで、解散後のWINGSなどもしっかり聴いていたのだ。11年前のライブに行ったのも、ダンナの希望であった。

ダンナがポールを愛していた影響は、少なからず私にも及ぼされた。

主にカラオケで、私は多くの曲を覚えることになる。そしてそれは、今回のライブで大いに役に立ったのであった。

せっかくのライブである、どうせなら知らない曲よりも知っている曲を聴きたいものだ。

とは言っても、事前に曲が分かってしまうのも面白くない。

ところがダンナはしっかり予習をしたい人だったので、このツアーでこれまでやってきた曲を調べ、今回やりそうな曲の見当はつけていたのだ。

そんなダンナが、「今回やりそうな曲のうち、ぽ子が知らないと思われる曲」というのをパソコンに落としておいてくれたのだ。

これでネタバレはせずに、知らない曲を少なく抑えることができたのである。

ちなみにこの「事前学習」に選ばれた曲は、たったの2曲であった。私は意外と優秀なポール・リスナーであったようだ。

チケットは1枚1万7千円、先行販売のためにファンクラブに再入会して8千円。決して安くはない。

正直、これはどういうこった、と憤った。ポールはポールであることに溺れているのではないか。

「元ビートルズ」の肩書きに甘え、その生き残りであることを利用し、選択の余地のないファンから高額を搾り取る。

「もう最後になるかもしれないから・・・。」とダンナは本気とも冗談ともつかないことを言って、迷わずにチケットを買った。

あまりに高いので実は私は行くのを迷ったが、ひとりで行くよりもふたりの方が楽しめるだろうと思い直し、ダンナのために行く気になったのであった。

かと言って、私が楽しみにしていなかったのかというと、そういうこともない。

ビートルズ時代の曲が8割、というのがその大きな理由で、純粋なポールのファンであるダンナには申し訳ないのだが。

しかし、新しいアルバムもなかなかエキサイティングだったし、どうやらほとんど知ってる曲のようなのである。不安な要素はなかった。

どんな曲をやるのだろうか。むしろかなり楽しみにしていたと言っていい。

思ったよりも前置きが長くなってしまった。

ライブの話は次回に。