相変わらずエルは人間にベッタリで、どんなに寒くても猫団子には入らない。
一方アホの大五郎は、先住姉妹がどんなに嫌がろうと図々しく一緒に寝ているのだ(笑)
「猫なんかと一緒に寝ませんから!」というプライド高きエルと、「あったかけりゃどこでもいいぜ。」という何も考えない大五郎。
ラとミの姉妹は、ただただ大五郎に迷惑している。
そんな大五郎はそのまま放置だが、いつもひとりぼっちで寝ているエルは見ていて可哀想であった。
なのでエル用のベッドを買ってくることにしたのだ。
ベッドというとすごい響きだが、単なる入れ物である。猫は箱が好きなのだ。
100均で充分だろう。
私はピンクのバスケットを買ってきたのだ。
寝ませんでしたEE:AEB64
興味深げに匂いを嗅ぎ回って中に入ったりもしたが、それだけであった。
これにて終了、ベッドは一気にただの「バスケット」も通り越して「ゴミ」に転落した。
「どうすんの、これEE:AE4E6」
そのまま何日も床に放置してあるゴミバスケットを見て、ダンナは時々責めるように言う。
彼は反対していたのだ、こんなものでは寝ないだろうと。
そこを「猫なら寝るはずだ。寝なかったら何かを入れる。」と強引に買ったのである。
しかしそもそも家の中は物で溢れていて、一生懸命に減らしている最中である。
入れるものもないどころか、バスケットそのものを減らしたい状況であった。
「何かを入れる」と言った手前、何とかしなくてはと考えているまま数週間が経った。
そんなある日の事である。
ぶ。
大五郎EE:AE4E6
本当にアホなヤツめ、EE:AE595ピンクEE:AE595のバスケットに愛らしく入ってみたか。
エルと大五郎では体の大きさが全然違うのである、無理やり入って満足げにしている姿がまた可笑しい。
そんな大五郎、昨日の朝のことだが、キッチンでゴソゴソいうので見てみたら、生ゴミを漁っていた。
そこには弁当に入れた明太子パスタ(冷凍)の空になった紙のカップが入っていたが、それを舐めていたのだ。
明太子パスタを舐めているのも可笑しいが、叱られた大五郎のすっとぼけた顔に明太子がついていて、アホ度が格段に上がっていた。
写真がひどくて恥ずかしいが、黒猫はオートだとピントが合わず、こうなってしまうのだEE:AE4E6
綺麗に撮れていたら「今日の一枚」の方にUPしたかった。
この写メをダンナに見せたが、「本当にアホなヤツだ。」と満足そうであった。