「寝ちゃいそうだ・・・」と、タイミングを厳選していたら、こんなに時間が空いてしまった。
下手したら退屈そうな作品だとちょっと心配していたのだが・・・。
監督:滝田洋二郎
キャスト:本木雅弘、広末涼子、山崎努
チェロ奏者としての夢を諦めて、妻と田舎に戻った大悟。
新しい職はすぐに見つかったが、まさかそれが「納棺夫」だとは思いもしなかった。
戸惑いながらも言われるがまま、社長についていく日々が始まる・・・。
現在、こういった方法で納棺をしているところがどれほどあるかは知らないが、まるで手品のように遺体を飾りあげる技術にまず感嘆した。
作品の中でも「納棺夫」という職業への偏見に触れているが、実は尊い仕事である事が伝わってくる。
涙あり、笑いありで、最後まで興味深く観ることができた。
ともすれば硬くなりそうな題材だが、若い夫婦を通して身近に捉える事ができる。
ストーリー的には先もオチも読めてしまうが、それでもまんまと泣かされてしまった。
「死は門です。私は門番として、たくさんの人を送り出してきました。」
また会いましょう、と送り出す火葬場のスタッフの言葉が印象的だった。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆
もっと小難しいはなしかと思いきや、案外観やすくて親しみやすくてEE:AEAD8
更に、笑いあり涙ありでEE:AEAD8