LA LE LA / SHIKISHA
CDには小さく1996と書いてあるが、そんなに昔になってしまったか。
1発屋とも言いがたい半発屋程度の売れ方だったが、私は結構好きだった。SHIKISHA。
アフリカの民族音楽とダンスミュージックを融合させた、珍しいサウンドである。
女性3人のトリオで、美しいコーラスワークとノリのいいリズムが心地良い。
アルバムの中にはセックス・ピストルズのカバーなども含まれていて、彼女らの冒険心を感じる。
どの曲も気持ちの良いナンバーで、何度聴いても楽しい気分にしてくれるアルバム「シキシャ」だが、どうも他に出している気配がない。
私自身この1枚で満足してしまい、次の事など考えもしなかったが。
この「LA LE LA」はアルバムの1曲目に収録されていて、私たちを陽気なSHIKISHAの世界へと導いてくれる。
「聴いて欲しい、新しいスタイルの音楽と踊りを。そしてそれらをみんなで分かち合って欲しい」という内容らしいが、彼女たちが新しいスタイルで、自分達の故郷の歌を広めたいという意気込みを感じる1曲である。
LA LE LA / SHIKISHA