人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

休暇

せっかく飲まないで寝たのに、寝不足である。

エルもこんなんだったっけ??と思うほど、元気な子猫である。

とにかく絶えず走り回り、噛み付いている。

手でじゃらすのは止めたのだが、物でじゃらしても子猫は手の方を見ているのだ。

もう手をおもちゃと認識してしまったのかもしれない。

そのせいか、肌の露出している部分があると、ところ構わず噛んで引っかく。

一度退いて、また跳びかかる。

別に私は何もしなくても、彼は勝手に戦っているのだ。

しかし痛い。

子猫の歯や爪は、作りが小さいせいか成猫のそれより鋭く尖っている。

これが一晩中。

オールナイト。

もちろん時々寝てはいるようだが、その時間はとても短い。

なので、細切れに起こされる羽目になるのだ。

いい加減我慢ができなくなると(我慢しているのだ・泣)、手足を布団の中に入れてしまう。

暑いが、この方がまだ眠れる。

ところがそうなると、顔に突撃してくるのだ。

鼻に食らいつくのが主だが、その時に鼻の両側を爪をむいた両手でつかんでくるので痛み倍増、驚き効果も加わって一発で目が覚める。

これが一晩中。

オールナイト。

これも我慢できなくなると(我慢しているのだ~~!!・泣)、子猫をベッドから下ろす。

しかし子猫は、大型おもちゃのあるベッドの上に、すぐに飛び乗って来てしまう。

一度二度は私も見逃してやるが(見逃しているのだ・怒)、結局繰り返しなのだ。

最終的には子猫が諦めるまで、繰り返し下ろす事になる。

飲んで寝ても朝辛いが、酔いつぶれてソファで寝るほうが眠れている気がする。

今夜は刺身が半額になっていたので飲むことにしたが、子猫よ、今夜は私に休暇をくれ。

肝臓の休暇は明日とあさっての連休ってコトで。