西新井の名店だが、場所柄遠くて行く機会がなかったのだ。
それが池袋に支店ができたと。
池袋もなかなか用事がなかったが、やっとチャンスがきた。
まぁ用事なんて何とでもなるのだが。
2時10分。
行列は2組ほどでホッとしたが、実は中の列が長い。
食べ始めたのは2時55分、45分後であった。
メニューは基本的に「つけ麺」か「特製つけ麺」。
写真を見たら特製に激しくそそられたが、千円である。
自分は「新しいパソコンが欲しい」とねだったばかりなので、地味に我慢である。
しかし結果的には、デフォルトのつけ麺で充分の内容であった。
今やどこでも食べられるようになったタイプではあるが、私は「ズバ抜けて美味しい!!」と感じた。
どこが?と言われたら説明できないが、とにかく私にはスッポリハマッた。
ドロンと重いつけ汁はザラザラとした感触がいい。
ダシだろうか、粉々に砕けたものがたくさん混じっていた。
非常に濃厚で、甘みがあり、深い。
麺はツルツルとした喉越しだがしっかりとしたコシがある。
強いつけ汁に負けてはいない。
繊細なようでガッシリした麺だ。
麺の上に乗っているのはのりとチャーシューだけだが、このチャーシューが(泣)
厚さ1センチは軽くあるだろうと思われるものだが、脂が乗っていて非常に柔らかい。
味付け自体は薄味だが、つけ汁につければ2度、楽しめる。
つけ汁にもメンマやら水菜やらとこまごましたものが入っているので、単調な感じにはならない。
卓上には七味、白こしょう、山椒があったが、どれもソフトな効果ながら相性が良く、変化を楽しめた。
スープ割りのスープも卓上に置いてあるので、好きな濃さで飲む事ができる。
サラッとしたスープでだいぶ印象が変わるが、もともと重いのでこの変化が心地よい。
もうお腹は苦しかったが、ついほとんど飲んでしまった。
止まらなかった(笑)
ぽ子評価です。5段階で、
麺:個人的にはゴワ麺が好きで。「4」。
具:チャーシューに衝撃。「4」。
スープ:最高でした。「5」。
総評:満足。「5」。
「つけ麺」