池袋に用事があったので、ラーメンチャンス☆だ。
今回はつけ麺。
用事を済ませたら疲れてしまったので、そこから一番近い候補に行ったのだった。
今朝はこのラーメン選びにかなり時間を費やし、5軒の候補を出していた。
一番近かったのがここだったのだが、隣の店が行列していたので驚いた。
「狸穴」、お~~、確かに今朝のリサーチでも散々引っかかった。
それでも選んだ5軒の中にも入ってなかったので、隣の空いてるKING KONGへ。
とは言っても、結構話題になっていた店である。
目当ては「トロフルつけめん」だ。
「トロンとしたフルーツ」からきているのか、フルーツジャムが隠し味の濃厚タイプだとか。
「辛いやつ」というのが100円であったので、それも一緒に。
見た目は良くあるタイプである。
麺は太麺、つけ汁はドロドロ系。
どりゃ、フルーツとはいかに。
おもむろに麺をドボンとつけ汁につける。
NGと言われようが、私は汁だく派である。
お~~、美味しいですね。
超濃厚のドロドロタイプ。魚介の強い風味。
この頃の流行のタイプかと思いながら食べていたが、どうもちょっと違う。
そこが「フルーツ」なのだろうか。
甘みの強いものだが、くどさがあまりないのはアブラの重さではないからか。
食べ進むほどに、流行モノとは違う印象になっていく。
麺の上に乗っていたレモンを絞って、つけ汁に入れてみる。
小さなものだったが、これが、とてもいい変化を生んだ。
ほんの少しばかりの爽やかさ。
しかしレモンの鋭い酸味なのだ。
まだ序盤なのだ、この程度がいい。
続いて卓上の酢をプラス。
酢のなかにはレモンとりんごみたいなものが入っているのだが、つけ汁に入ってしまえばその風味までは分からない。
しかしこれがまた、今度は大きな変化をもたらすのである。
そもそもドロドロでヘビーな汁だが、これて決定的な爽やかさが加えられる。
最初の味も好きだが、あの状態で最後までだと正直クドい。
そこにこのアイテムは、絶妙な変化をもたらすのである。
最後に有料の「辛いやつ」を入れる。
別容器で一味のようなものが来たが、これは卓上の唐辛子とは別物で、ハバネロなどが入っている強いものらしい。
IN。
おお、見た目が一味なだけに、これは辛く感じる。
鋭い辛さだ。
これが劇的な変化をみせる。
こうして最後まで楽しませてもらった。
ぬるめなのが残念だったが。
具はほとんど沈んでいてナルトとネギぐらいしか見えないが、中にはチャーシューの角切りとメンマが沈んでいる。
ぶっちゃけ具に関しては特筆すべき点はない。
別に悪い部分も見当たらないが、この店ならではの工夫も伝わってこない。
味の変化で楽しんだので不満はないが、ここで他との差をつけられたらなお良かったかと思う。
麺はツルッとした滑らかなもので柔らかめな印象だが、噛むとブツンとした歯ごたえがある。
これと言って大きなな特徴はないが、これはこれでいいかと。
ちなみに並は200g、中盛りの400gまで同料金だ。400EE:AEACA
私はかなり気に入ったEE:AEACD
ありがちにカウントされそうな中で、個性を出そうとしている。
そう思って食べたからかもしれないが、そこに「フルーツ」の力があるような気がするのだ。これだけ重いのに、クドさが違う。
そして、甘・酸・辛と楽しませてもらった。
「美味しい」だけでなく「楽しい」という要素があるのは、ちょっとしたサプライズだ。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:3
具:2
つけ汁:超5。
総評:バランスの良さ、楽しませてもらった感があるので「5」に^^
「トロフルつけめん」+「辛いやつ」100円