人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

KING KONG@池袋

池袋に用事があったので、ラーメンチャンス☆だ。

今回はつけ麺。

用事を済ませたら疲れてしまったので、そこから一番近い候補に行ったのだった。

今朝はこのラーメン選びにかなり時間を費やし、5軒の候補を出していた。

一番近かったのがここだったのだが、隣の店が行列していたので驚いた。

「狸穴」、お~~、確かに今朝のリサーチでも散々引っかかった。

それでも選んだ5軒の中にも入ってなかったので、隣の空いてるKING KONGへ。

とは言っても、結構話題になっていた店である。

目当ては「トロフルつけめん」だ。

「トロンとしたフルーツ」からきているのか、フルーツジャムが隠し味の濃厚タイプだとか。

「辛いやつ」というのが100円であったので、それも一緒に。

見た目は良くあるタイプである。

麺は太麺、つけ汁はドロドロ系。

どりゃ、フルーツとはいかに。

おもむろに麺をドボンとつけ汁につける。

NGと言われようが、私は汁だく派である。

お~~、美味しいですね。

超濃厚のドロドロタイプ。魚介の強い風味。

この頃の流行のタイプかと思いながら食べていたが、どうもちょっと違う。

そこが「フルーツ」なのだろうか。

甘みの強いものだが、くどさがあまりないのはアブラの重さではないからか。

食べ進むほどに、流行モノとは違う印象になっていく。

麺の上に乗っていたレモンを絞って、つけ汁に入れてみる。

小さなものだったが、これが、とてもいい変化を生んだ。

ほんの少しばかりの爽やかさ。

しかしレモンの鋭い酸味なのだ。

まだ序盤なのだ、この程度がいい。

続いて卓上の酢をプラス。

酢のなかにはレモンとりんごみたいなものが入っているのだが、つけ汁に入ってしまえばその風味までは分からない。

しかしこれがまた、今度は大きな変化をもたらすのである。

そもそもドロドロでヘビーな汁だが、これて決定的な爽やかさが加えられる。

最初の味も好きだが、あの状態で最後までだと正直クドい。

そこにこのアイテムは、絶妙な変化をもたらすのである。

最後に有料の「辛いやつ」を入れる。

別容器で一味のようなものが来たが、これは卓上の唐辛子とは別物で、ハバネロなどが入っている強いものらしい。

IN。

おお、見た目が一味なだけに、これは辛く感じる。

鋭い辛さだ。

これが劇的な変化をみせる。

こうして最後まで楽しませてもらった。

ぬるめなのが残念だったが。

具はほとんど沈んでいてナルトとネギぐらいしか見えないが、中にはチャーシューの角切りとメンマが沈んでいる。

ぶっちゃけ具に関しては特筆すべき点はない。

別に悪い部分も見当たらないが、この店ならではの工夫も伝わってこない。

味の変化で楽しんだので不満はないが、ここで他との差をつけられたらなお良かったかと思う。

麺はツルッとした滑らかなもので柔らかめな印象だが、噛むとブツンとした歯ごたえがある。

これと言って大きなな特徴はないが、これはこれでいいかと。

ちなみに並は200g、中盛りの400gまで同料金だ。400EE:AEACA

私はかなり気に入ったEE:AEACD

ありがちにカウントされそうな中で、個性を出そうとしている。

そう思って食べたからかもしれないが、そこに「フルーツ」の力があるような気がするのだ。これだけ重いのに、クドさが違う。

そして、甘・酸・辛と楽しませてもらった。

「美味しい」だけでなく「楽しい」という要素があるのは、ちょっとしたサプライズだ。

ぽ子評価です。5段階で、

麺:3

具:2

つけ汁:超5。

総評:バランスの良さ、楽しませてもらった感があるので「5」に^^

「トロフルつけめん」+「辛いやつ」100円