保谷駅ビル内にある、井の庄の姉妹店だ。
石神井とどう違うのかは分からないが、こっちの方が近そうだからということで、初のこちらへ。
実は山椒のシビレ味噌という限定があったみたいでそれ狙いだったんだが、情報が古かったみたいでEE:AE4E6
一応そんな覚悟もしてはいたので、久しぶりの「辛辛魚つけ麺」に。
大きなテーブルとカウンターが配置された、お洒落な店構えだ。
深夜までやっているみたいで、重宝されていることだろう。
夜の8時過ぎぐらいで、満席。
注文したものが出て来るまでも、ちょっと時間がかかる。
実に10年ぶりになる辛辛魚。
ドロンとした濃厚で重いつけ汁にはドッサリと唐辛子がかかっているが、ベースが重いので辛さが尖らない。まろやかで食べやすいぐらいだ。
ところが食べ進むうちに辛さが蓄積されるのか、ジンワリと辛味が広がっていく。
こういう遅効性の辛味は、変化が楽しめて面白い。
つけ汁の中にはゴロンとして脂ののった角切りのチャーシュー。極太のジューシーメンマと大きなのり。
他にこれといって印象に残るものはなくとも、つけ汁の重さがその不足分を補っている。
麺は思っていたより細めの中太麺。
モチッとした弾力が重いつけ汁と絡んで心地良い。
とても良くまとまっていると思う。
ただ、これが920円。
この頃この手のつけ麺は割とあちこちで食べられるようになったことを考えると、決して安くはない。
「このお店にしかない」というものがもっと前面に出ていれば、また食べたいと思うんだろうけど・・・。
ぽ子評価です。5段階で、
麺:3
具:3
つけ汁:4
総評:4
「辛辛魚つけ麺」
プリモチッとした尖らない食感の麺。
限定の「グリーンカレーつけ麺」。
ライスサービス、あり。