ゲーム「真・三国無双」にハマッているぶー子のチョイスである。
監督:ジョン・ウー
キャスト:トニー・レオン、金城武
三国志
三国志(さんごくし)は、中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 - 280年頃)の興亡史である。“三国志”と呼ばれるのは、ほぼ同時代の歴史家陳寿(233年 - 297年)がこの時代の出来事を記録した歴史書の名前が、『三国志』であることにちなむ。(wikipedia)
西暦208年、中国。
これは三国志の中でももっとも熾烈な戦いのひとつと言われている「赤壁の戦い(レッドクリフ)」の再現である。
若い皇帝を裏で操り、武力で勢力を広げてきた魏の曹操。
やはり彼らに追われた劉備軍だが、一度は民を守って敗退したものの、呉の孫権と手を組み大きな力を得、諸葛亮(孔明)の頭脳を携えて再び戦いに挑む。
ドラマというよりもドキュメンタリータッチの作品である。
戦いそのものに重点をおいて、登場人物の歴史には触れていない。
もっと人物の歴史にスポットを当てればよりドラマティックになっただろうと思うが、魅力的な人物がたくさん出てくるので1本の映画にはまとまらないほど壮大なものになってしまうのかもしれない。
それゆえに登場人物が混乱する。
馴染みのない名前に似たような顔。
親切に字幕で何度も名前が出て来るが、それでも考えてしまう場面が多々あった。
だからと言って「何が何だかわからなかった」というような事はない。
ストーリーは至ってシンプルである。
悪の曹操に正義の劉備が、孫権と手を組んで挑むのだ。
兵の数や支配力では曹操軍に断然劣る彼らが、どう挑んでいくのかが見どころである。
その見事な戦いっぷりには感動する事だろう。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ 歴史モノながら解り易い
ぶー子のオススメ度 ★★★★★ 無双好きには堪らねぇ