2002年のシングルだ。思ったより新しかったな。
ぽ子がサザンオールスターズをムチャクチャ好きだった時代はとうに終っていた。
アルバム「稲村ジェーン」を境にだんだん遠ざかって行ってしまったのだ。
現在もそうだが、無難な曲が多くなってしまってつまらなくなってしまった。
これは桑田のソロだが、ウィキペディアによると、彼自身過去のソロのシングルを振り返ってみて「ポップ過ぎた」と語り、もっと自分のやりたい事をやる、と言ってリリースしたのがこの「東京」であった。
これがもう、ドーンとぽ子のハートを貫いた。
私が待っていたのはこれである。
非常にスローに引っ張るメロディ。
以前、坊さんのお経がこれに似ていて、危うく爆笑してしまいそうになった事があった。
まぁ坊さんは笑えたが、曲は笑うものではない。
渋いナンバーだ。
もう一度頑張って欲しいなぁ、桑田サン。
東京 / 桑田佳祐