昨夜の事だ。
DVDを観るホイ、と娘ぶー子を呼びに行ったら、部屋の机の上に可愛らしいカードが置いてあるのが見えた。
先日誕生日を迎え18になったぶー子だが、この年頃の子は遅れてプレゼントをくれることが多い。
「お?かわいいカードだね。ちょっと見せてよ。」と手にとって見ると、中は真っ白であった。
しくった、これ・・・、
私にくれるんだったのか・・・。
「もー、バカバカッ、超KYッ!!もうハゲてしまえ!!」ぶー子は本気で怒った。
すまんのー。
10月25日、本日はぽ子の誕生日である。
恐ろしいことに40歳になってしまった。
40とはさすがにババアの域に入った感があり、あまり嬉しくないものがある。
しかし、若いモンには言いたい。
ぽ子は過去を振り返って、30代が一番楽しくて充実していた。
なのでそんなに悲観はしていない。
昔は40などと言ったらもう終わりだ、あとは残りの人生を消化するだけのくそババアだと思っていたが、そんな事はない。
40になったって酒飲んでゲームやってロック聴いて楽しくやっている。
40歳という響きは辛いが、まだまだ楽しめる予感はしている。
ところで昨日気付いたのだが、私の中では各年代に色がついていた。
10代は白、20代は黄色、30代はピンク、40代は赤、50代は濃紺、60代は水色、70代はオレンジ、80代は緑、90代でまた赤くなり、100で白に戻る。
昔心理テストで知り合いの異性を色で例えてみるというのがあったが、この配色にも何か私の思いが隠されているのだろうか。
これからの10年が90代と一緒というのがひっかかるところだが。
さて、そんなんで今日はぽ子の誕生日だが、実はサプライズでぶー子の誕生日パーティーをすることにしていた。
ぶー子の誕生日はダンナのギックリ腰で何もできなかったのだ。
「土曜日は空けておいて。」とあたかも私の誕生日を祝うように見せかけて、ぶー子を祝ってやるのだ。
そのためには準備が必要だ。
様々な企画を考え、趣向を凝らしたイベントにするつもりである。
なので早起きしてコソコソ準備にとりかからなくてはならなかったが、昨日は金曜日である。
週末の夜更かしは、もはや本能である。
さすがに連日の酒で参っていたので昨日は飲まなかったが、ずっと布団で雑誌を読んでいた。
寝たのは何時だったんだろう?
一応目覚しは9時にかけたが、早く目が覚めたらその時に起きてしまうつもりであった。
そして、目覚しが鳴る前に目が覚めた。お、ラッキー。時間ができたぞ。
私はすぐに起きてトイレに行き、着替えを始めたが、何か変だ。
静か過ぎるのだ。
時計を見ると6時半であった。
早過ぎだ。
私はまたパジャマに戻って布団に入ったが、う~~ん、せっかくだから起きた方が時間的には後が楽だぞ。
でも後で眠くなっても困るしなぁ。
寝るか起きるか。
どちらにも決心がつかず、寝るも起きるもできない状態になった。
どっちを選ぶにしても早く決心しないと時間がもったいないのだが、その決心がなかなかできない。
30分ほど悩み、結局起きる事にした。
しかし眠い。
腹も減った。
午後までもつだろうか。
ちょっと後悔である。