昨日のその後の6時間である。
DVDを観ながら飲み、その後はゲームをやって終わってしまった。
そこそこ飲んだので結構酔った。
そして、ゲームと言えどもその時私がやっていたのはスロットであり、スリーセブンを立て続けに出して非常にゴキゲンであった。
しかしいつか週末とはお別れの時が来るのである。
私はやがてくる明日のためにゲームの電源を落とし、歯を磨いていたが、その時娘ぶー子がリビングに入って来た。
そうだ、もう春休みは終っているのだった。
「明日は何時に朝ご飯を食べれればいい?」
口中フガフガさせながら聞くと、ぶー子はサラッと答えた。
「あぁ明日?
5時半でヨロシク。」
私は歯ブラシを口に突っ込んだまま固まった。
「ご、5時半!?6時半の間違いじゃ・・・。」
「う~ん、そうだね、じゃ5時40分。」
・・・その10分、別に有難くない。
で、起きたのは結局5時40分である。
もしかしてぶー子も寝坊してくれないか、そんな気持ちがよぎったが、なんとぶー子はもうちゃんと起きていたので私はキッチンに急いだ。
私は思い知ったが、5時40分とは人間の起きる時間ではない。
二日酔いもあるが全く頭も体も言う事を聞かず、まるで催眠術にでもかけられているように朝ご飯を作った。
献立はフレンチトーストである。
しかし流し台には昨日書いた「フレンチトースト、たまご、サラダ」の紙が乗っていた。
酔って何を作るのか忘れそうだったので書いておいたのだ。
だが不可能である。
しかもこれからはここに弁当が加わるのだ。
明日からどうしよう・・・。
本気で涙が出そうであった。
こんな感じだったのでダンナが起きてくるのを待たず、フレンチトーストを焼いたらベッドに直行した。
二度寝生活脱出はあと4年後に延期である。
私はこの4年間、ぶー子にちゃんとした弁当を持たせると決心し、新しい弁当箱を2つ購入したのだった。
「やっぱりダメだった」の結末ではあまりにもぽ子である。
しかしだよ、しかしなのだ。しかしなのだよ。
しかしなのだ~~~!!(泣)