無理だ。
2度寝をしないなんてきっと無理なのだ。
早く寝るのも無理なのだ。
私は遅寝遅起きの2度寝女なのだ。
神様がそう作ったのだ。
逆らえないのだ。
そんな気がしてきたので、今日は何の抵抗もなく朝から布団に入った。
寝室の行くとエルに起こされてせっかくの2度寝が充実しないので、
今日は和室のダンナが寝ている布団に入った。
おあつらえ向きに敷きっぱなしだ。誘いやがって。
エルはかわいいが手がかかる。
そこへきてこのラは何ておとなしいんでしょう。
今日は先住猫のラと久しぶりに寝ることにした。
寝室にエルのケージが来てからというもの、2度寝昼寝のパートナー・ラの出番はなくなってしまい、寂しい思いをさせてきた。
あ~、やっぱ若いのもいいけど、寝るときは大人のラでしっとりいきたいもんだ。
・・・などと女遊びの激しいオヤジのようなことを思いつつ布団に入る。
ラもゴロゴロ言いながらお腹の上に上半身を乗せている。
ファ~、おやすみ・・・。
しかし意外と寝れないものなのだ。
実は私の肩には何か憑いているらしく、2度寝や昼寝をしようとすると肩が重くて寝苦しく、すぐ目が覚めてしまうのだ。
枕を変えれば済む話なのかもしれないが。
なので30分ほどで目を覚まし、まずは冷蔵庫の残り物を食べてからゲームをやった。
後で化粧をしてから気付いたが、顔を洗ってなかった。
塗っちまったから今日は洗顔なし。
いや~、ゲームって何ておもしろいんでしょう。
あぁ、もっともっともっと何時間もやりたい。
週末、見てやがれ。・・・と毎週思うのだが、やはり寝てしまうのだろう。
昨日の夜サボッた皿洗いと、何日もサボッた洗濯物たたみと、これまた何日もサボッたアイロンがけをやったら午前中が終ってしまった。
一生懸命やったのだ。
それなのにこれだけしかできなかった。
こんなん、誰も気付かないだろう。
玄関にはまだ枯れた花が置いてあるし、階段にはまだ洋服が置きっぱなしだ。
洗面台には娘ぶー子のエクステがホラー映画のように抜けまくっているし、湯船はヌルッとしている。
これでは「お前、午前中何やってたんだ!」と言われても仕方がない。
てやんでぇ、時間をくれ!!
2度寝もゲームも必須じゃ!!
ところで猫のトイレだけはきれいだ。
エルのはそれほど頻繁に汚れないし、でかいの2匹のは昨日娘ぶー子がやってくれた。
「汚いからいい加減、砂、全とっかえしたからね!」
そうなのだ。
2匹のトイレは老舗のうなぎやのタレのように、減った分の砂を継ぎ足し継ぎ足ししてきた。秘伝の砂だ。
何年もかけてあそこまでしたのに。
朝のコーヒーも作りすぎるため、秘伝のコーヒー状態である。
現在、11時半を回ってしまった。
ひとりである。
ダンナはここ数日仕事から帰ると音楽室の片づけをし、素晴らしくきれいになってからというもの夜はそこにこもるようになった。
それもこれも、私が部屋を片付けないせいだろう。
睡眠時間の確保で手が一杯なのだ、と言って分かってもらえるだろうか。
眠くない。
酒、うまい。