人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

対面

エルが退院してもうすぐ3週間になる。

2週間目に先住猫と対面させてもいいんじゃないかと許可が出たので、

ついにご対面となった。

それまでエルは2階の寝室だけがテリトリーであった。

一方、先住の2匹は寝室に出入り禁止となった。

そのまま2週間過ごした訳だが、やはり「何か」がいるらしいことは気付いていたようで、

特に繊細なラの方は後追いが多くなったりと、ちょっと様子が変わってきていた。

どうなるか心配だったが、早く会わせたかった。

3匹が仲良く寝ているところなど想像したりしていた。

ただ心配なのは繊細なラの方だ。

甘えん坊で凄い臆病なのだ。

家族以外の人が来ると、気配だけでもう隠れて出てこなくなってしまう。

大丈夫だろうか・・・。

対面方法はネットで色々調べて、まずはエルをケージに入れたまま少しだけ2匹を会わせることにした。

ミは娘ぶー子が、ラは私が抱いてケージの前に連れて行った。

ある程度予想はしてましたが・・・。

ミはクンクンと嗅ぎまわっただけだったけど、ラは「ウー」「ブシュー」「ガー」と一通りの音を出しました。

暴れるようなことはなかったけど、エラい剣幕だったので、そうそうに引き上げました。

ミは大人しくしていたのでしばらく放してみました。

ケージ越しにクンクンとしていただけで、やがて飽きて他をウロウロし始めました。

多分、ミは問題ないでしょう。

これを何度も繰り返しましたが大きな変化はありません。

そこでこの間、動物病院へ行った時に相談してみました。

そこの先生の提案だと、「対面」という形を取らずに

ラやミが普段いるところにエルを少しずつ馴染ませていったらという事でした。

なるほど。

そこで今度はエルのケージの方をリビングに下ろすようにしました。

もうすぐ1週間になるけど、劇的な変化はありません。

でもさすがにラも慣れてきたのか、前ほどはブシュブシュ言わなくなりました。まだ結構言いますけど。

ミの方はエルをペロペロ舐めようとするのに、エルが逃げてしまいます。

あれほど屈託なく遊んでいたエルも、だんだんしょぼくれてきてしまい可哀相です。

かと言って「先住優先」は必須らしいので、つらいところです。

なんだかどっちにもストレスになってる感じだけど、いつかは仲良くなってくれるのかなぁ?