タイトルが「ビートルズのイエスタデイ」であることは予告で分かっていたので、楽しみにしていたのだ。
監督:ダニー・ボイル
キャスト:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ
ミュージシャンになることを夢見て、スーパーでアルバイトをしながらあちこちで弾き語りをしていたジャック。
そんなジャックの才能を信じて、幼馴染のエリーはマネージャーとしていつもそばにいてくれたが、もう限界だ。誰も僕の歌など聴いてくれない。もう今夜のライブで終わりにする。
ジャックはエリーにそう伝え、家路を急いでいた。その時、世界規模の停電が起こった。
ほんの10秒ほどの短いその間に、どうやらジャックにとって世界は変わってしまったようである。
彼が歌う、ビートルズのイエスタデイ。友人たちは、この「ジャックの新曲」に感動している。
世界から、ビートルズが消えていた。
ならば・・・・・・・・。
うううううん。題材としては面白いと思うんだが、映画としては全く面白くなかったのだ。
展開に脈絡がなく、惹きつけるものがない。ストーリーもベタ。コメディというほどには笑えないし、ドキドキするような刺激もない。感動もない。ラブストーリーも陳腐で感情移入できず、どの部分を楽しむべきなのか、それすら疑問だ。
「それ、必要?」という部分が多いのも謎。
停電の必要あった??
交通事故の必要あった??
歯が折れる必要あった??
意味ありげだったあたりがまた、消化不良である。
ボロクソですみません。歌は良かったです。
ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆(★1個はビートルズサービスだそうです)