人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

イエスタデイ

タイトルが「ビートルズのイエスタデイ」であることは予告で分かっていたので、楽しみにしていたのだ。

      

  監督:ダニー・ボイル

  キャスト:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ

 

ミュージシャンになることを夢見て、スーパーでアルバイトをしながらあちこちで弾き語りをしていたジャック。

そんなジャックの才能を信じて、幼馴染のエリーはマネージャーとしていつもそばにいてくれたが、もう限界だ。誰も僕の歌など聴いてくれない。もう今夜のライブで終わりにする。

ジャックはエリーにそう伝え、家路を急いでいた。その時、世界規模の停電が起こった。

ほんの10秒ほどの短いその間に、どうやらジャックにとって世界は変わってしまったようである。

彼が歌う、ビートルズのイエスタデイ。友人たちは、この「ジャックの新曲」に感動している。

世界から、ビートルズが消えていた。

ならば・・・・・・・・。

 

うううううん。題材としては面白いと思うんだが、映画としては全く面白くなかったのだ。

展開に脈絡がなく、惹きつけるものがない。ストーリーもベタ。コメディというほどには笑えないし、ドキドキするような刺激もない。感動もない。ラブストーリーも陳腐で感情移入できず、どの部分を楽しむべきなのか、それすら疑問だ。

「それ、必要?」という部分が多いのも謎。

停電の必要あった??

交通事故の必要あった??

歯が折れる必要あった??

意味ありげだったあたりがまた、消化不良である。

ボロクソですみません。歌は良かったです。

 

ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆(★1個はビートルズサービスだそうです)