久しぶりに感動モノである。
監督:ロブ・ライナー
キャスト:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン
末期ガンで余命数ヶ月と診断されたエドワードとカーター。
同じ部屋に入院した事から親しくなり、気持ちを分かち合うのだが、かたや大病院を経営する豪傑オヤジ、かたや町の車の修理工。
性格も考え方も全く違うふたりが同じ運命を辿る時、友情が芽生えるのだ。
死ぬまでにやりたい事を「棺桶リスト」として書き出すのだが、心優しいカーターの小さな目標をエドワードはあざ笑う。
「金ならいくらでもある。死ぬ前にもっとデカいことをして楽しもう!」
そして二人は「棺桶リスト」を手に、旅立つのだった。
ストーリーは穏やかに、ゆっくりと進む。
彼らの最後の時を私たちも一緒に旅するが、やはりそのままでは終わらない。
リストを数行残して一方が去った後が、最大の見所である。
特に最後の数行が消されていく場面では、感動が押し寄せる。
ジンワリと温かいもので、胸が満たされた。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★★
感動。こんな人生の終わり方もいいなぁと思った。