二度寝の得意なぽ子、人間のクズ!40歳、今日は朝からの出勤であった。
5時までのほぼフルタイムだったため、ネタがない。
起きた、送り出した、アイロンかけた、食べた→出勤→退社→買い物、帰宅である。
目覚しを取り替えたので速やかに目覚め、ダンナも娘ぶー子も普通に出掛け、アイロンも滞りなくかかり、帰りは半額の肉を射止め、無事帰宅である。
どこにネタの隙が。
多くの時間を占めた仕事だが、まぁこれだけ会社で過ごせば何もない訳ではない。
表面的には普通に仕事をして帰ってきたが、やはり他人との関わりは多くの刺激や摩擦を生む。
私は落ち込み、救われ、喜び、悩み、と一通りの感情を味わった。
だがそれだけである。
時間が来れば退社、私は私に戻る。
「ネトゲ廃人・・・。」
家に帰るとぶー子が先に戻っていたが、目下ハマッているネットゲームの話ばかりするのでボソッとそう呟いた。
まだ廃人にはなってなかろうが、かなりネトゲ人にはなっているだろう。
今日のゲーム時間を少しでも多く捻出するために、眠くてたまらないがやれることを先にやってしまう。
そうだ、眠かったんだ。
2日間酒を断ったが、案の定眠れなくて寝不足である。
栄養士さんよ、肝臓の健康はこれで蘇るかもしれないが、あなたは私の睡眠時間の事までは考えてくれなかった。
金曜日である。
もう2日前の事も思い出せないでいる。
忙しかったのか。
まぁ、忙しかった。
しかし彼女はキツい職場で歯を食いしばって頑張り、彼らは新しい仕事を与えられ、それに順応しようと努力を重ねている。
自分なんてどんだけのもんじゃい。
浮いたり沈んだり、些細な事で揺れている場合ではない。
そう、疲れた。
やっと1週間が終わる。
週末の始まりだ。
自分に戻る。