人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

Dear Prudence/The Beatles

*パソコンの調子の悪い日に、娘ぶー子にこの記事の下書きをUPさせたのだが、ちゃんと入ったのか入らなかったのかがわからなくなってしまったのだ。

改めてUPするが、『もう観たよ』って方、申し訳ありません。*

大御所ビートルズの登場だが、ここでイエスタデイやレットイットビーを出しちゃ野暮というもので、遠慮なくぽ子の好きな曲を紹介したい。

通称「ホワイトアルバム」と呼ばれるこの2枚組のアルバムは、ビートルズ後期を象徴する枠に囚われない多彩な曲がギッシリ詰まっている。

まるでベストアルバムのような贅沢さである。

必ず気に入る曲が見つかるはずだ。

この「Dear Prudence」は1曲目の「Back In The USSR」(これも大好きな曲だ)に続く2曲目だが、「Back・・・」の曲の終わりに入る飛行機のジェット音に紛れてフェイド・インで入って来る、研ぎ澄まされたギターのアルペジオが美しい。

静かに「遊びに出て来ないか?」と親愛なるプルーデンスに誘いかける、ジョンのはかないボーカル。

陽は昇り、空は青い。

見てごらん。

もう一度笑ってくれないか、子供のように。

私が特別気に入っているのは、ベースライン、特に2コーラス目からである。

最後にドタバタ暴れ出すドラムも、重厚なコーラスも、もうどこにも文句をつける隙がない。

完璧とはこういう事を言うのか。

余談だが、カラオケのDAMでこの曲を入れたが、音色などかなり忠実に再現されていて感動した。

まぁ歌って楽しい曲ではないが、酔って大きな音で聴くのは気持ちがいい。

例によって動画が無いので音だけになる。

とてもいい曲なので、多くの人に聴いてもらいたいと思う。