私の青春時代、’80sが舞台。その再現にあの頃が重なってワクワクしたが、ストーリーも凄かった!
監督:堤幸彦
キャスト:松田翔太、亜蘭澄司、前田敦子、木村文乃
女性と付き合ったこともなく、おしゃれにも興味はなく、モッサリと生きて来た大学生の鈴木。員数合わせのために呼ばれた合コンで可愛いマユに一目惚れするが、グイグイと距離を詰めて来るマユにタジタジ。マユと釣り合うような男になろうと努力を重ねていくが、少しずつ洗練されていくにつれ、マユとの仲も深くなっていく。
このままふたりは幸せに、・・・といかないのが世の常だ。就職した鈴木はすぐに、静岡から東京へ転勤になってしまう。
それでも鈴木は努力した。
毎週静岡に通い続けていたが、やがて時間も距離も財布も厳しくなってくる。
そんなときに、同じ部署の美弥子である。
マユと違い、大人の女性。
鈴木の気持ちは揺れ始める・・・。
まぁもうフッツーのラブストーリーである。はいはいはいはい、という感じだが、ちょーっと待った!
映画が始まる前に、「まだ観ていない人に、この映画の仕掛けを話さないように」みたいな注意書きがあったのだ。仕掛けがどこかにあるはずである。それを見逃さないよう、注意深く見ていたつもりだが、それでも「やられたー!!」という大どんでん返しである。
これはもう、見てからのお楽しみだ。
「男女7人秋物語」のオマージュに、もう一度やられます。
スタッフロール画面に流れる’80s図鑑も、涙モノ。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆