人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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おやつマシーン

「クェッ」、「クェッ」。

!!

始まった!!大五郎が吐くぞ!!急げっ!!

私は壁のラックに入っているゲロキャッチャーを取りに飛んでいく。

大五郎のイントロダクションは長い方だ、急げば間に合う。

「クェッ」はだいたい1秒に1回の間隔。それが7、8回あるかどうか。

安倍元総理が受けた銃撃の1発目と2発目の間隔はたったの3秒というが、こういう時、1秒の長さを知る。大丈夫、惨事は免れるはずだ。

 

「ク~ン、ク~ン・・・。」

??どうしたミッツ?

決して仲のいい犬と猫ではないはずだ。しかし切なそうにウロウロしながら大五郎を見守っている。

分かるのだろうか、大五郎の異変が。大したもんだ。

かくいう大五郎も、誰かがパニックを起こしたりどこかから出られなくなっていたりすると、飛んで行く保安官だったりする。(単なる野次馬疑惑あり。)

しかし、普段はお互いに干渉せず、むしろミッツはちょっと猫に焼きもちを焼いているぐらいなのに、こんな時には心配になるなんてちょっと嬉しいものだ。

 

「んんっ!!」、ナイスキャッチ。

ゲロキャッチャーというのは、単なる100均の細長いプラトレーである。これで受けられれば、手で拭き取るという作業は免れるのだ。客観的に見るとバカバカしいアトラクションだが、「家事」としてのポジションはなかなかなものである。

大五郎は「フー参った」とでもいうように、下を向いて軽くむせ込んでいる。

そして駆け寄ったミッツは・・・・・。

 

おもむろにクンクンと床の匂いを嗅ぎ始めたのだ。野生を感じる凄い勢いだ。

これ・・・・・・。

 

食べようとしてたんと違う!?

 

ってか、私が見てない時に食べてるよね!?なぜゲロの旨みを知っている!?

私のナイスキャッチングにより収穫がなかったミッツは、つまらなそうにまた寝そべった。

ミッツ・・・・・。

油断すると、エルの💩も食べてしまう。

ミッツにとって猫達は、単なるおやつの出て来る動物なのかもしれない。

 

お陰で私も必死で片付けるようになった。

これもまた神の思し召しか。