息が切れる。
フゥ、・・・フゥ・・・。
あぁダルい、息苦しい。
これでも軽症なのである。全く二日酔いとは。
ダンナが休日出勤でいないので、その間にやろうと思っていたことがたくさんあったというのに。
早出のダンナが「帰る」とLINEをよこしたのは、5時。十分に早いと言える時間である。
想像しただけで、悪寒が走る。体は全力で拒絶しているのだ。
しかしダンナは、乾杯のスタンプを貼ってきた。
想定の範囲内である。ダンナが言わなければ私が言うまでなのだが、脳と体の意志が一致していない。
飲む時間あるぞ~。
飲めるぞ~。
今日も飲めるぞ~。
ううっ。体の声。
なに、最初の一杯をクリアしてしまえば、この苦痛から逃れられるのである。薬だ。麻酔なのだ。楽になれるぞ・・・。
ということで、昨日も飲んでしまったのだ。
さすがにあまり飲めず、サッサと寝たおかげで今日は全くスッキリしている。7時には犬の散歩で一汗かいてきたのだ。
いいスタートだ。このまま飲まずに金曜日までいかれれば、いい一週間になるだろう。
してみせよう。
果たして私の過去に「いい一週間」などあったことがあるのだろうか。
頑張ってみようじゃないか。