人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

体の声、心の声

息が切れる。

フゥ、・・・フゥ・・・。

あぁダルい、息苦しい。

これでも軽症なのである。全く二日酔いとは。

ダンナが休日出勤でいないので、その間にやろうと思っていたことがたくさんあったというのに。

早出のダンナが「帰る」とLINEをよこしたのは、5時。十分に早いと言える時間である。

想像しただけで、悪寒が走る。体は全力で拒絶しているのだ。

しかしダンナは、乾杯のスタンプを貼ってきた。

想定の範囲内である。ダンナが言わなければ私が言うまでなのだが、脳と体の意志が一致していない。

飲む時間あるぞ~。

飲めるぞ~。

今日も飲めるぞ~。

ううっ。体の声。

なに、最初の一杯をクリアしてしまえば、この苦痛から逃れられるのである。薬だ。麻酔なのだ。楽になれるぞ・・・。

ということで、昨日も飲んでしまったのだ。

さすがにあまり飲めず、サッサと寝たおかげで今日は全くスッキリしている。7時には犬の散歩で一汗かいてきたのだ。

いいスタートだ。このまま飲まずに金曜日までいかれれば、いい一週間になるだろう。

してみせよう。

果たして私の過去に「いい一週間」などあったことがあるのだろうか。

頑張ってみようじゃないか。