とりたてて書くことがなくなって来たということは、それだけ安定してきたということだろう。
もう私はすっかりみっちゃんを信じているので、モフモフもするしダメなことはダメと言うし抱きかかえてケージに突っ込むこともできる。
しかし散歩に関しては、まだまだ課題はたくさん。
グイグイ引っ張るクセ。人とのすれ違い。犬とのすれ違い。
それでも頑張ってくれてることを感じる。
今日はどんな成長を見せてくれるのか、毎度楽しみな散歩である。
みっちゃんとの絆が強くなるにつれ、現在の完全隔離状態が気の毒になってくる。
外に出るのは、一日に散歩の2回。その他の時間はずっとケージの中だ。
いつもまでもこのままでいる訳にはいかない。
なぜこんなに時間をかけているのかと言えば、猫側への配慮である。
万全を期して、できるだけ警戒度を下げてから、段階を踏んでいきたいと思っていたのだ。
エル、大五郎ともそれぞれ対面して1回吠えられているが、今は隣で吠えていようが怖がるようなそぶりはみせない。
むしろ興味はあるようで、時々隣の部屋との仕切りまで匂いを嗅ぎにいっている。
そろそろか。
正直、あまり気は進まない。お互いの平和は一時的に崩れるだろう。
しかしこのままではみっちゃんは、いつまでも部外者である。
彼らの再生能力を信じて。
Xデーだ。