人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子53歳。

 

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横浜に、集う。

母の一周忌であった。

お墓のある横浜で、父方の親戚と集まったのだ。

父の妹である叔母、その子供達にあたるいとこふたり、そのお嫁さんと子供。こちらからは私と父と兄だ。

去年いとこの一人とはじっくり飲んでいたので、今回はかなり気が楽である。

どヤンキーだが、とてもハートウォームな人達だ。

しかし父の老化が激しく、帰りが心配であった。

このメンツ、また父は飲み過ぎるだろう。

お酒も相当弱くなっているし、ちゃんと帰れるだろうか。

「カラオケ行きたそうだったけど・・・。」

「2軒目は阻止か、時間を決めておくか。」

兄と予防線を張っておく。

家まで遠いのだ。電車も調べておいて、「これに乗る」と決めてしまおう。

同じ墓地内の近い場所に、叔父のお墓もあるのだ。叔母はいつも両方を参ってくれているらしい。

「お義姉さんは、まだ『来てる』感じがしないのよね。」叔母が言う。

「えっEE:AEB2F『来る』人いるんですかEE:AEB2F

「うん、来るっていうか、分かるのよ。感じがするの。」

そういう感覚は、分かる気もする。自分は実感できないけど、そういうことはあるんじゃないかと。

母が来ないのも、何となく分かる。私も何かを感じたことが全くないのだ。

これから先に、「来る」ことはあるだろうか。

居酒屋の予約まで時間があったので、散歩する。

父と叔母。私と兄。2世代の兄妹。

もう世帯が違うのでなかなか会わなくなったが、自然に会話が続くあたりに「家族」であることを感じる。

上大岡は、坂の多い街だ。見晴らしは良かったが、かなり疲れたEE:AE5B1

お陰で、お酒が美味しい(笑)

3500円・飲み放題付きのコース料理というので、枝豆とかポテトフライなんかのコースを予想していたら、すっごく料理が美味しくて、写真を撮らなかったことが悔やまれた。

上大岡の七福というお店だ。また機会があったらぜひ行きたい。

カラオケに行きたいと言い出したのは、いとこの方であった。これでは断りにくい。というか、私も酔ってきて、満更じゃなかったのである。もうどうにでもなれと思っていた。

結局2時間。

ぽ子ちゃん、ディープ・パープルとかやるんでしょ?と言われ、そんなこと言ったことあったっけかと頭をひねりつつ、ハイウェイ・スターだけ歌ったのだ。

いとこたちは若い頃にギターを買ってちょっとかじったことがあると言い、ソロはみんなで合唱であった。ホントに不思議なヤンキーである。

さて、駅で我に返る。もう11時近くなっていた。

スマホの乗換案内を信じない父と、どの電車に乗るだのともめて、やっと全員納得の線に乗る。

この電車が、人身事故で進まなくなってしまうのだ。

もう12時を回っていた。

時間はいい。

時間はいいんだが、トイレEE:AEB64

トイレに行っている間に動き出したら困るので、降りるに降りれない。

それでももうどうにも限界だ、急いで行って来る、と電車を出た途端に発車のアナウンス。慌てて電車に戻る。

もうひと駅だけ、と我慢を続け、とうとう父の降りる駅で一緒に降りて、トイレに駆け込んだ。

1時を回っていたが、ダイヤの乱れでまだ下り電車があったのだ。

これに乗って、地元の駅で下りることができた。

タクシーがまた、行列である。

金曜日の夜だ。終バスや終電を逃した人の列である。

後ろの方で「花小金井まで行く人いないかなぁ!」と言っている声がしたが、声の主は諦めて歩き出したのだ。

遠いぞ・・・・・。

家に着いたら、ダンナが座椅子で寝ていた。

ヤンキーに免疫がないので、敢えて呼ばないようにしていたが、そろそろいいかもしれないなどと思うようになった。

酒があれば、何とかなるものだ。

酒の前には人間、皆、平等ではないか(笑)

この楽しかった時間を共有できなかったことが、今となっては申し訳ない。