当時映画館へ観に行き、とっても良かったのでDVDを買ってあったのだ。
おこもり週末だ。
家にあるDVDでも観ようかと。
監督:スティーヴン・スピルバーグ
キャスト:ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ
近未来。
ロボット開発の技術は進んで、世の中では人間並みの能力を持つロボットが活躍する時代になった。
子供を持つ権利は限られた人だけとなった時代である。「親を愛する能力を持つロボット」の開発が進められていた。
そんな子供ロボット第一号のデイビッドが、とある夫婦の許にやってきたのだ。
夫婦の実の子マーティンは不治の病に侵されていたため冷凍保存されており、医学の進歩を待っているところであった。
夫婦に明るい笑い声が戻って来たが、やがてマーティンが回復して帰って来ることになる。
ひたすら母親を愛するようにインプットされたデイビットと、実の息子マーティンは衝突するようになり、ロボットであるデイビットは廃棄処分へ・・・。
廃棄からのアドベンチャーが見どころだが、ただドキドキハラハラするだけではなく、感情を持たないはずのロボット同士のハートウォームなやりとりが心地良い。
ロボットだから理解しえないものが、ロボット同士で成り立って行く独特の彼らの世界が魅力的だ。
そしで最後はやはり、「ママ」なのである。
デイビッドにはひたすら、ただ、「ママ」なのである。
切なくて泣ける。
ぽ子のオススメ度 ★★★★★
ダンナのオススメ度 ★★★★☆