人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

メダカの飼育日記・18

「もうそろそろ生まれても良さそうなんだけど・・・。」

抱卵ミナミヌマエビを見つけてから、1ヶ月は経っていた。

まだ時期的には寒い日も多かったので、長くなることは予想していた。

しかしこの頃暖かくなり、卵の色も透明がかって来て、まだかなぁ・・・、とだんだんじれてきていたのである。

そのうちミナミ母さんは、ウィローモスの下でじっとして動かないことが多くなった。

どうした・・・?悪い兆候なのか、それともこれが生まれる前兆なのか。

姿が見えないことも多い。

何かが起こる、そんな予感がしていた。

久しぶりに見た母さんは、お腹が透明になっていた。

ん??これは、卵が透明になったのか?それとももしかしてこれ、抱卵前の状態だったか??

動くので良く見えない。

卵と言われれば卵な気もするし、腹や足と言われればそんな気がする。

もしかして、生まれたEE:AEB2Fでも稚エビらしきものは全く見えない。

水槽を凝視する日が、2,3日続いた。

結論。

・もう卵は抱いていない。

・脱皮した(つまり脱卵)か、

・生まれて食べられてしまったか、

・生まれても小さくてまだ見えないか。

まるで変化がないので、もう考えるのも探すのもやめた。

ミナミは何度でも続けて抱卵するらしいので、次のチャンスを待つことにする。

しかし今回が失敗なら、次回も失敗するのではなかろうか・・・・・。

水槽を見ていた。

午前中は結構みんな活動的である。

最近気づいたのだが、どうもみんな餓えているようだ。

エサを少なくというのにこだわり過ぎたか。

パラパラとエサを入れると、狂ったようにみんな食らいついて行く。

あぁこんなんじゃ、稚エビなんかあっという間に食いつくされちゃうかもね。

その時。

えっ・・・EE:AEB2F

フワ~ッとゴミのようなものが水槽の壁に張り付いた。

良く見るとそれは、超極小エビであった。

いたEE:AEB64これが赤ちゃんかEE:AE5B1こりゃー見つからんわEE:AE5B1

サイズこそ2ミリぐらいはありそうだが、とにかく細いEE:AEB30

そのうえ半透明なので、物凄く見つけづらいものだ。

しかし目をこらすと、確かにエビだ。

あの二股に分かれた尻尾。いっちょ前にツマツマしている。

これにて分かったことがある。

先日見つけた不思議な生き物は、やはり稚エビではなかったということだ。

形も動きも全然違う。もうちょっと大きくなったらああなるのかもしれないが。

そういえばこの生物も、いつの間にか見なくなった。

どうやらミナミの孵化は成功していたらしい。

ただ、生き残れるのはどれぐらいか。

隠れ家にウィローモスをたくさん買ったが、ヤマトのお気に入りになっちゃったんだよね・・・。