人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

メダカの飼育日記・22

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ミナミの母さんが、また抱卵しているのを見つけた。

覚悟はしていた。別れの時が来たのである。

今の水槽では稚エビの外敵がおらず、環境としては最適だ。そこそこいい数が、順調に育っている。

それだけに、これ以上このペースで増えるのは、困るのである。

行き先は、外のビオ。

慣れてさえくれれば、ミナミにとっても悪い話じゃないと思う。広くて、広くて、・・・と書いていて、果たしてそれはどうなのか、自信がなくなって来た。

やっぱり馴染んできた環境に留まることが、本当は一番いいのだろうが。

このところ、稚エビがいるので掃除と言うものを全くしていなかった。

その稚エビも7、8ミリほどになり、ピペットで吸い出すリスクが低くなってきたのでちょっと掃除してみたのだが、それが、結構綺麗だったのである。

水槽内の環境が、いい感じに循環しているのかもしれない。

対する外のビオは、今どのような状態なのかは見ただけでは分からない。

6in1で測ったところだと若干phが低めな他は、クリアしている。

しかし水質はそれだけでは測り切れない。エビは敏感だそうだ。

不安でいっぱいだったが、もうすでに卵の色は変化している。

暖かい日も多く、前回よりも早く生まれる可能性が高い。

気が急いていた。

心配だったので、水合わせには、時間をかけた。6時間ぐらい(笑)

知恵袋でリクエストしている方がいて、色々教えてもらった。

100均の1.5ℓプラケースに飼育水ごとミナミを移す。

それを睡蓮鉢に浮かべ、水温合わせ。

30分ぐらいとのことだったが、ここも慎重に1時間ぐらい(笑)

その後はピペットで少しずつ水を足し、増えてきたら半分捨てて、また足した。

鉢に放した時点ではもう暗くなっていたので、その後の様子を見守ることができなかった。

翌日は雨。気温も低い。

ミナミはなかなか見つからなかった。

赤玉土に色が馴染んで見えなかったこともあるが、水草に隠れて動かなかったのである。

死んでるのかと思ったぐらいだ。

卵をパタパタも、エサをツマツマもしていない。

気温はどんどん下がった。

ミナミ自身はこの程度の低温になら耐えられるだろうが、卵はダメかもしれない。

確認しようにも水草に隠れてしまうので、姿さえ見ることができない。

天気は今日も雨だ。そして、寒い。

ミナミにとって、過酷な移動になってしまった。

天気や気温を調べてから移すべきであった。

もう生きていてくれさえすればいい。いずれ他のミナミも移すつもりだ、抱卵のチャンスはまたある。

あぁもう、早く晴れないかなぁEE:AE474