まず最初に抱卵ミナミだが、何とか生存確認はできた。
なにしろいつも水草に隠れていて、水草をどかしても体の色が赤玉土と馴染んで見つけづらいのだ。
その後も探してはいるが、追って室内の残り2匹も追加したので、ますます何が何だか分からなくなってしまった。
室内にいた時は良く見えたので、大きいの2匹・小さいの1匹とちゃんと確認できていた。
ベランダビオは、いい意味でも悪い意味でも野生に近くなった感じで、もうすべてを把握することは難しくなってしまった。
ハッキリわかったことは、卵がなくなっていたことだ。
恐らく脱卵してしまったのだろう。
急な環境変化のせいだと思う。
早くここに馴染んで、姿を見せるようになって欲しい。
こうして室内の水槽は、ヤマト3匹とミナミの稚エビがたくさん、ドジョウ1匹が残された。
稚エビを吸い出してしまうので掃除を控えていたのだが、不思議と水槽はあまり汚れていない。
やっと環境が整って来たのかと安心していた矢先のことである。
ドジョウの「どんぶりくん」が死んでしまった。
稚エビだ針子だとそっちにかまけていて、注意が行き届いていなかった。
どんぶりくんはウィローモスに埋もれるように死んでいたが、そういえば前に、ウィローモスの上で動きにくそうにしていたことがあった。
地上を這う生き物である。
稚エビの隠れ家にと思って大量に入れたウィローモスのせいで、生活しづらくなっていたのかもしれない。
愛着があったので、この子はずっとこの水槽で飼うつもりでいた。
どんぶりくん、ごめんねEE:AEB69
ミナミと一緒に外に出してあげれば良かったよ・・・。
かくして室内の水槽は、エビパラダイスとなった。
実はこの水槽、ゆくゆくはスネールパラダイスにしてやろうという計画がある。
パラダイス・・・、ではない。
無限に増えていくスネール、しかし私はこれを自分の手で間引くことができないのだ。
そこで考えたのが・・・。
いずれ実現するはずなので、その話はその時に。