人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

私の「俺祭り」<後編>

この次の「Purple Rain」までは、しばらく間が空く。

祭りだ。

普段見られないような組み合わせで、いろんな曲が次々と演奏されていく。

それを真正面で観ながら、不安を募らせていた。

隣に座っていたボーカルのリョウさんは、ほとんど私と曲が被っていたのでその不安をぶつけてみた。

「こんなに開くと、酔っちゃいますよね。」と声をかけるとなんと、「えっEE:AEB2Fいえ、逆に飲めないなぁと思ってました・・・。」と・・・。

おみそれしました、もう心構えから違ってますEE:AE5B1

「Purple Rain」は私の苦手なパターンで、普通の人はコードだけ拾ってアドリブで弾いちゃうような曲だ。

私アドリブできませんが、さすがにこれをコピーしきるのは非常にホネである上、無駄が多いことは分かる。

なので結局私もコードを拾うだけにして、これを見ながら曲に合わせて弾く練習をした。

コードったってあんた、私コードも分からんから、楽譜に音符で和音を書く訳ですよ。

例によってドミソかミソドかという不毛な悩みに足止めされ、何かひと味足りないようなコードにスッキリとしないまま、他にやりようがないのでただ繰り返しなんとなく弾いていた。

やがてある日、ドに対してシを入れるとそれっぽくなることに気が付いた。

ダンナもアドリブは苦手だと言っていた。これはダンナにも教えてあげなくては。

「あ、それ、セブンスね。」

・・・・・・・・・セブンス。

そんな普通のコードだったのか。

もっとアドなんとかとか、ナインスだとか、フュージョンっぽいのを期待したんだが。

その上このセブンス、調子に乗って使い過ぎても何かおかしくなることが分かった。

アゴが外れた感じというかEE:AE5B1

もうホント、そろそろ本気で音楽理論的なことを学んだ方がいいのかもしれん。

最後のすかんちは、全く記憶にない。

一滴も飲まずにやり遂げた、今回の「俺」、ユーちゃん。お疲れさまでしたEE:AEAD9

この先は、3時半コースである(笑)