こういう新しい試みと言うのは、ワクワクするものだ。
私はいつもより早く風呂に入り、かのカラートリートメントを手に取った。
それによると、シャンプーで洗髪後にタオルで拭いてから使用しろとのこと。
今後タオルの使用量が倍になるのか。
トリートメント前のタオルは雑巾に格下げしたタオルでいいやEE:AE5B1
頭を洗い、タオルで拭く。
塗布するのは生え際だけだから、生え際だけをゴシゴシと。
チューブに入っているトリートメントを1センチぐらい出して、指先で揉むようにして白い毛に塗り込んでいく。
一見黒くなったようでも、分け目を変えてみるとまた白い毛が現れて来る。
ほんと、綺麗に地肌から3センチほど、帯状に真っ白である。
だから結構時間がかかったのだ。
放置時間は5分となっていたが、より浸透することを願って、そのまま十数分風呂の掃除をした。
そして洗い流して、いつも使ってるトリートメントを全体に使い、おしまい。
これを毎日、繰り返した。
風呂がどんどん綺麗になった。
10日ほど経ったが、
ぜんっぜん変わらないよEE:AEB64
「徐々に染まる」と書いてあったから焦らないつもりでいたが、これはあまりに遅くないか??
ネットで調べてみる。
評価は散々であった。
明るくなった色を落ち着かせることやトリートメント効果としてはそこそこの評価があったが、白髪染めとしての評価はどれも酷い。
そんな中、「カラートリートメントで上手く染める方法」というサイトを見つけ、今度はこれに忠実にやってみることにしたのだ。
まず、髪が濡れているとトリートメントが浸透していかないというので、面倒だがシャンプー後にドライヤーをかけた。
そしてトリートメントは櫛を使ってたっぷりと塗った。
放置時間も増やして、風呂を綺麗にした。
手軽だと思って買ったのに、何なんだこの手間は。
風呂は綺麗になるが、時間もかかり過ぎる。
それに見合うだけのものがあるならまだいいのだが・・・。
なかった・・・・・・。
毎度風呂から出て頭に巻いたタオルを取った時の失望ったらないよ。
サロン・ド・プロよ。
お前はプロなんかじゃなく、サロン・ど素人ではないか。
まだ2週間である。そしてトリートメントも半分ほど残っているが、私の結論は「全く使えない、金と時間と手間の無駄」だ。
淡い期待も打ち砕かれ、精神的なダメージも負った。
床屋さんからコメントが入ったので、彼の指示を仰ぐことにするEE:AE4E6