人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

Gの死

出た。

出ちゃったかぁ~EE:AE474

もうそんな季節がやってきたか。

そいつは小窓の、窓と網戸の間ではしゃいでおった。

ゴキブリ。

テカッテカしやがって、チョロチョロ動く厄介な野郎だ。

大きな虫は苦手だが、コイツとは否応なしに何度も対決を余儀なくされてきたので、だいぶ慣れたとは思う。

厄介なのは、動きが早くて予測不能であることだ。

ヒット&アウェイ。

殺虫剤を的確に当て、まずは引く。その後の動きを見てから追撃だ。

飛びさえしなければ、いきなりこっちに貼り付くことはない。落ち着いて、追撃、追撃、追撃。

いやしかし殺虫剤って、本当に強烈である。

当たれば当たるほど見る見る弱っていき、すぐにそいつは動かなくなった。

と見えて実はしぶとそうなので、私はそのまま1日放置した。

放置したのには、別の理由もあったのだ。

それ、どうする??

そいつは小窓の桟のところで、ひっくり返って果てていた。

桟である、掻き出さないと、取り出せない。

最初は割り箸でつかむ事を考えたが、ゲェー、無理。

こりゃ結構厄介なことになったぞ。

ネットにいい方法、載ってないかなEE:AE5B1

あったぞEE:AEB80

「ここではゴキブリを見るのも嫌な人の為、なるべくゴキブリに近寄らず、なるべくゴキブリを見ずに

ゴキブリの死体を処理する方法を紹介していきます。」

そうそう、そういうの知りたいのね。たのむよー、たのむよー。

①ドライヤーで吹き飛ばす。

吹き飛ばす先に、ティッシュの空箱やゴミ箱を置いておくといいとのこと。

・・・う~~ん、これはゴキの現在地が悪い。小窓は壁の中ほどに位置している。ドライヤーなど当てたらどこへ飛ぶやら。

②ほうきとちりとり。

小さいのがあるが、あれでやりとりするのはちょっと距離が近すぎる。

③掃除機で吸い取る。

そんなこと言ってる場合じゃないのかもしれないが、掃除機を取ってくるのが面倒臭い。

④ペットボトルで吸い込む。

意味が分からない。

「ただし、下手に入れようとするとゴキブリが潰れてしまうこともあるため、注意が必要です。」

なにっ!?何をしようとしている!?

⑤コロコロ・ガムテープ

おお、これいいねEE:AEB85これなら「掴んでいる」感がない。勝手にくっついてくるのだ。

私はガムテープを15センチほどに切って輪にし、ゴキブリに近づいた。

・・・・・・・で、これに貼り付けるのか。ほうきとちりとり以上の大接近じゃないか。というか、距離感ではほぼ触れているいってもいい。

それでは意味がない。じゃあ割り箸の先にこのガムテをつけて、それを、・・・うえ~~~~~~、無理。割り箸で掴んでいるのとさほど変わりない触れ合い感だ。

困った。

これは結構厄介なことになったぞ。

ネットのサジェスチョンは以上だ。あとは市販品の紹介である。

む~~。

考える。

考えた。

まずは姿が見えないように、ティッシュをかける。

そしてその感触が伝わらないよう、その上にも数枚かけてから、小さなほうきとちりとりで上から押すようにしてゆっくり掃き出した。

姿が見えないので、賭けであった。

果たして掃いた後には何も残っておらず、どうやらうまくちりとりに移動した模様。

後はそれをゴミ箱に入れるだけだ。

ゴキブリとの格闘はだいぶ慣れたが、その後のハードルが高いのーEE:AE5B1

これまでどうしてたんだったっけ??

1匹いると10匹いるなどと言うじゃないか。遭遇率はどんなもんなんだろうか。

とりあえず1匹、クリア。

経験値、UP。

レベルアップまであと5匹か(笑)