娘ぶー子、突然戻り、あっという間に帰っていった。
私の誕生日の二日前である。
てっきり祝いに帰ってきたのだと思ったのだが。
コピーの方は順調だ。一番大変な部分が終わると途端に楽しくなってくるから、不思議である。
音色の設定は、昨日1時間かけてダンナにやってもらった。
彼も練習する時間がないはずである。
その時間を奪い、私がこうしていま余裕でコーヒーを飲んでいるのだ。
理不尽だろう。
しかし昨日ダンナがシンセの設定をしてくれなかったら、私は今日を丸一日、無駄にしてしまうのである。
そして明日なり明後日なり、いずれにしろダンナの時間を奪わなくてはならないのだ。
遠慮してふたり犠牲になる道より、ひとりでも助かる方を選んだ。・・・・・なんかこういう話あったな。アメリカの大学教授か何かが出した問題で、「こっちにの道に行くと全員死ぬ、でもこっちならひとり死ぬだけで済む。だったらその人に死んでもらうか。」みたいな。
当時相当悩んだが、なるほど、私は後者であったか(笑)
さて、余裕ができたので、実家に持っていく料理(母の腰が悪いので、時々持って行っているのだ)に時間をかけてしまったのだ。
肉団子とキャベツの煮物と鶏レバーの南蛮漬け。
レバーは揚げてから漬け込むので、ちょっと面倒だ。しかしムッチャクチャ美味しいので、量を倍にしてしまった。
作っている途中でニンニクとしょうががないことに気づき、後から2回も買い物に出る羽目だ。
こうなると練習時間を圧迫してくる。
そしていざ練習、と思ったら、パソコンが立ち上がらないのである。
スマホでいろいろ調べたが、素人にはどうしようもない。
あまりにもあれこれ可能性があり、分からない言葉も多く、さしあたってダンナが嫌がりそうなことを一通りやって、諦めた。あとは叩くしかない。
時間をおいてまた立ち上げてみたら、上手くいったのだ。何かが功を奏したのか??
なので練習をおいて、こうしてブログの更新をしている。
悪い癖だが、何でもある程度できてしまうと、途端に緩んでしまう。
なにより、私よりできない人間がそばにいるのである。彼がやらかしてくれれば、私は目立たない訳で。
・・・などと考えていたからか、ダンナからのライン。
「土曜日はビートルスの練習に充てたいのですが・・・。」
土曜日は私の誕生日であった。