人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

Mrクローイン

「ブログの更新は終わっているので、日付が変わっても飲めますEE:AEAAB

そう言ってダンナと合流したのは9時。

久米川駅前の庄やが25%オフのサービスをやっていたからなのだが、結局満席で入れなかった。

「ほんっとうに申し訳ありませんッ!!」

店員はあり得ないほど深々と、そして何度も何度も両手を合わせて頭を下げたが、彼がくれた500円引き券を使って2000円分の飲食で帰れば、25%オフになる。

また来るよ。

2000円って・・・EE:AE4E6

25%オフ目当てで来たのだから、別の店であまり高額飲んでしまったら本末転倒である。

と言いながら、「わらわら」で6千円。

そして足は例の音楽バー、「P」に向かう・・・・・・・。

休前日だったが、空いていた。

マスターは入り口で私達を見つけると、すっ飛んできてくれた。

その時は若い女の子をメインにした3人がプロ並の演奏をしていたが、良く見るとドラムはスーパードラマーのあっちゅん、ベースもダンナは「知っている」と言った。

ダンナが知ってるなら私も知っているはずなのだが、全く見覚えがない。

私に隠れて通ってるんじゃないでしょうね?

「知ってるはずだよ!ぽ子がトイレで寝ちゃった時!」

どーゆー思い出し方だっつの。

トイレで寝た時ったって、えーとえーと、

「フレンチシェフがいて」

「そうそう!!」

「テーブル席で」

「そうそう!!」

「後から白ヤギさんが来た時だ。」

「そうそう!!そうだよ!!オレ、名刺もらった。確か水道局の人だよ。」

しかしどうしても彼の事は思い出せないのである。うーん。

女の子がステージを下りるとその水道局は、楽器をギターに持ち替えた。

空いたベースのポジションにはカウンターにいたカッコイイ女性、ドラムは引き続きあっちゅんだ。

ムッチャクチャ上手い。

特に水道局の早弾きは、プロ級であった。

後で聞いたが、オジー・オズボーンの「Mrクロウリー」という曲だそうな。

ところで私の左手の甲にはボールペンで「Mrクローイン」と書かれていたが、関係がありそうですねEE:AE4E6

「ぽ子さん達もどうですか?」

マスターが声を掛けに来る。

どうもこうも、こんな演奏の後じゃ、出る幕ないっすよ。

数時間後、私はベースを手にステージに立っていた。

ダンナとあっちゅんと3人で演ったのは、ボウイである(笑)

もうスタジオ練習にすら及ばない、個人練習のような出来栄えである。

しかし一度恥を晒してしまえば、怖いものはない。

水道局、ダンナ、あっちゅんのZEPを歌い、パープルでキーボードを弾いた。

こんな事を言ったら怒られそうだが、本当に面白かったすEE:AEAC5

ところで、私達が聴いた最後の曲は若い男の子のオリジナルだったのだが、2曲目からあっちゅんと水道局が入った。

音程のないドラムあっちゅんはともかく、水道局はコード進行を予測して弾いているのだ。

それも、ちゃんと1曲をドラマティックに構成して。

時々効果音的にキーボードまで入れていた。

曲が終わると、作曲した本人が驚くほどの完成度であった。

マジですごいぜ水道局。

それもそのはずである。

私の記憶が間違っていなければ、彼はギターの講師なのだった。

「あ。」

私はその事を、今朝になって突然思い出した。

あの人、前にいたじゃん!!

そうそう私がトイレで寝た晩!!

もー、水道局とか言うから混乱したが、スパニッシュギターの講師じゃん!!

まぁ結局またやっちまったが、もうちょっと練習しないと、私が入るだけでステージの質がガクンと悪くなってしまう。

毎度反省するのだが、練習する日はいつ来るのだろうか・・・。