人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

3拍子、3連符

「明日から」と言った昨日。つまり、「今日から」のはずであった。

昨夜ダンナは仕事から帰ると、「いやぁ、あのさぁ、・・・。」とデレデレ照れくさそうに何かを言い淀んでいた。

もっ、もしかしてEE:AEB2F

「飲みたいの!?」

前日の飲みが中途半端で、不完全燃焼だったらしい。

「わかったよ、あなた一人に恥はかかせられないわ。これも妻の役目。」と言って、結局昨日も飲んでしまったのだ(笑)

次のライブはセッション企画で、色んなバンドの曲を私もダンナも数曲やる予定になっていた。

じわじわと日にちも迫ってきているから、計画的にコピーして練習に入らなくてはならない。

話題は主に、課題曲について。

ダンナはギターを抱え、時々思いついたように短いフレーズを弾く。

「あ。」

そうだ、ずっと言おうと思っていたのだ。

「Stone in loveの出だしだけどさ、・・・。」

ジャーニーの古い曲である。今回のセッションで、ダンナがリクエストした曲だ。歌いたかったので、ボーカルは私が名乗り出た。

「3拍子で弾いてくれないと、歌いにくいよEE:AE482

演者側に回ることにより、とうとう放置できない問題になってしまった。

今日までも、何度も声を張り上げる議論を交わして来た(笑)ここでもネタにしたことがある。

簡単にいうと、イントロからドラムが入るところまでが3拍子、ドラムの変拍子が入ってから4拍子になるというのが私の考えで、ダンナ、というか、私以外の全ての人が、「最初からずっと4拍子」という、認識の違いがあったのだ。

課題曲化したので、最近もまた会う人会う人にどう聴こえるか聞いて回っているが、3拍子説を唱える人は皆無である。

私に言わせれば、みんな「4拍子の曲」と思って聴くから、そう聞こえてしまうのだ。

冒険を望まない。

4と言ったら4、それが安心なのである。3になったり変拍子になったりという「規格外」を排除したいのである。

お互いに「一体どうしたらそのように聞こえるのだ」と持論を力説し、音符を書き、曲を聴き、無益な時間が流れていった。

結論などない。お互いに自分を信じてるし、答えは演者か作曲者に聞くしかないのである。

無益な時間だが、実は私はこう言った時間が好きだったりする。

自分が思いつかないような考え。

もしかしたら相手を覆せるかもしれないという挑戦。

正直、もう自分が間違っていることは感じてはいる。

それでもどうやっても私には3拍子にしか聴こえないので、4拍子でギターを弾かれると歌いにくい。

そこで「せめてドラムが入るまでは3拍子で弾いて」というすり合わせを試みたが、ダンナはダンナで「4拍子にしか聴こえないから難しい」となる。

この論争に、終わりはあるのか。

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