人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ホワイト・ライズ

こりゃあかんですわ。

なかなかにあかんかったですわ。

             

    監督:ポール・マクギガン

    キャスト:ジョシュ・ハートネット、ダイアン・クルーガー

レストランで偶然、2年前に別れたリサを見かけるマシュー。

出張もそっちのけで彼女を追ったのには、2年前の理不尽な別れという理由があったのだ。

しかしやっと探し出したリサの家にいたのは、同姓同名の女性。

マシューに接近する2人目のリサ。

そこに、2年前にマシューを捨てたリサの痕跡を見る・・・。

まずですね、とてつもなくややこしいですEE:AE4E6

最初は何が何だか分からないまま話が進み、時間が行きつ戻りつして少しずつ真相が見えてくる。

しかしその行き来が複雑かつ伏線の張り方が分かりにくく、見ていてとても混乱した。

見終わっても辻褄が合わせられないので、色々答え合わせをしながら続けて2回観たのであった。

これにて何とか話は理解したが、この複雑なハッピーエンドはなんだ?

何とも後味が悪く、素直に拍手を送れない心境だ。

そもそもみなさん揃いも揃って、惚れっぽいこと尻の軽いこと。

国民性の違いと言われれば元も子もないが、そんなんで全然感情移入できなかったのだ。

ただひとつ、2回目にダンナと整理しながら観た時は、答え合わせのように楽しめた。

1回目の分かりにくさがあっての2回目の面白さってどうよEE:AE5B1

個人的にはちょっと残念な作品であった。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆

非常にややこしい。時系列をしっかり把握していないと何が何だかわからない。

でも、それさえ理解できれば物語りは面白い。

しかし見終わった時は「えっ、マジか・・・」って。