人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ブレーキ

のんびり過ごしている。

そんな中のちょっと刺激的な出来事であった。

晩ご飯の買い出しに出かけ、半額のマッシュルームがレジで半額になっておらず「半額になってない」と言うと「ちゃんと半額になってます」と言われ袋詰めをしながらレシートを確認したらやっぱり半額になってないという事があり、少々ムカムカしながら帰りの自転車をこいでいた。

すると向かいから、やはり女性が自転車をこいで、こちらに向かってくるのが見えた。

これだけなら何も問題はない。すれ違えばいいだけのことである。低刺激。

しかしその女性、自転車のカゴの中をゴソゴソしながら乗っているので、前を見ていないのである。

そのまま進めば、私と衝突するコースだ。

私は左側を走っていたので、よけるなら右によけなくてはならない。

右にハンドルを切ろうと思った時、女性が前を見たので私に気がついた。

ここでカゴの何らかの事情を一度諦めてくれればいいものを、ケリがつかないようで彼女はそのままのコースでカゴをゴソゴソしつつこっちに突っ込んできたのでビックリだ。

恐らく、ギリギリで避けられると思ったのだろう。

しかしこっちにはそんなつもりかどんなつもりかなど分からないのである。自転車の前カゴに手を突っ込んだ女性が、こっちに向かってくる事実だけだ。

だから私は右に避けようとした。

ところがその女性も土壇場で右に避けようとしたので、とっさに私はブレーキをかけた。

私が言いたいのは、この女性の運転マナーではない。

身の危険を感じた私は、思い切りブレーキを握り締めた。

その時、

ブチッ

と言って、ブレーキがチョン切れてしまったのであるEE:AEB64

先程のマッシュルームのことも尾を引いており(念のため、お金は返して貰った。しかしスミマセンの一言もなかった。腹の立つ。)、この気持ちのやり場はどこへ、という気持ちである。

ついでに言うと、昨日買った辛味大根が半額になっていたのもショックであった。

これからその大根を使って、そばの準備をしようと思う。

あーあ。